歴史と芸術に彩られた「都市の中の都市」ローマ。
現代までおよそ2500年間、ほとんど途切れることなく
芸術活動が行われ、その成果の多くが街に現存。
このような都市は世界でも類例がありません。

紀元前753年の建国から、一代帝国を築き上げた
ローマ帝国の中心地、古代ローマ時代の貴重な遺産が多く、
帝国最大の円形闘技場のコロッセオはその代表格。
映画「グラディエーター」の舞台に
立つことに興奮しました。

ローマに残る古代の遺構として有名なのは、
ローマ帝国の中枢フォロ・ロマーノ、
高度な建築技術でローマ建築の傑作パンテオン、
皇帝の偉業をたたえるコンスタンティヌス帝凱旋門など。

映画「ローマの休日」でおなじみのスペイン階段。
周辺は街一番のショッピングゾーンでもあり、
冬のバーゲンセール中ということもあり
大変混雑していました。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂は、
ローマの中心地に位置し、
無名戦士の墓として使われています。

ローマでは、至るところに遺跡や聖堂、モニュメントがあり、
それらに直接触れることで、イタリアの歴史だけなく、
ヨーロッパの歴史までを実感としてたどることができます。
ドイツの作家ゲーテも「ローマは私の大学だ。
ローマを知ることはすべてを知ることである」と、
『イタリア紀行』に書いています。
世界文化遺産 1980年登録
イタリア・ヴァティカン
訪問日 2005.1.7他