品川駅高輪口(西口)から第一京浜を挟んで、
まっすぐ西側に上る道が柘榴坂、坂の途中には、
グランドプリンスホテル新高輪があります。
坂名の起源は伝わっていないようですが、
柘榴の木があったためと言われます。
江戸時代はカギ形に折れ曲がる
坂であったったそうです。
北側が薩摩藩島津家下屋敷、
南側が久留米藩有馬家下屋敷と、
両側を広大な屋敷に挟まれていたとか。
グランドプリンスホテル新高輪の敷地内には
柘榴の木が植えられており、
9月~10月の果期に実がなります。
縁起のよい木として昔から庭に植えられ、
熟した果実に多数の赤い種子が入っていて
子孫繁栄の意味をもち、世界的にも
子宝のシンボルとされます。
東京都港区高輪
2021.9.24