戦国の雄、武田氏三代(信虎、信玄、勝頼)の
居館があるのが、全面(南)に甲府盆地、
遠くは霊峰富士、甲斐連山を望み、
後方に石水寺、要害山を控えた景勝の地です。
周囲の堀、土塁等は当時のままで、
戦国時代第一級の居館と称賛されています。
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甲斐源氏の流れを汲む18代当主信虎が甲斐を統一し、
1519年に居宅を石和から移し、館を築いたことに始まり、
翌年には背後の山上に籠城するための詰城、
要害山城を築いています。
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四方を水掘りと土塁で固め、周囲に曲輪を配置、
水掘りや空掘りでつなぎ防備を固めています。
現在は、武田信玄をご祭神とする
武田神社となっています。
別名:躑躅ヶ崎館
種別:平城
築城年:1519年
築城者:武田信虎
山梨県甲府市古府中町2611
訪問日:2018.11.3