江戸時代から信仰を集める安産・子授けの神として
人々から厚い信仰を集める水天宮。
福岡県久留米市にある久留米水天宮の分社で、
江戸鎮座200年記念事業として社殿を建て替えています。
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文政元年(1818)に久留米藩主有馬頼徳公が、
参勤交代の折に江戸で
水天宮を親しくお参りできるよう
芝赤羽根橋の上屋敷内に祀ったのが始まり。
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江戸期から安産信仰が広まり、戌の日には
御子守帯(腹帯)を受ける参拝者で賑わいます。
主祭神は、天御中主神、安徳天皇、
高倉平中宮、二位の尼。
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生まれ年の干支の文字を撫で、
安産と無事成長を祈る<子宝いぬ>にも
コロナ禍でマスクがかけられています。
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地下鉄「水天宮前駅」と直結している水天宮。
一階は全天候型駐車場でコンクリートの土台の上に
白木造りの社殿があり、神社の雰囲気はあまりしませんが、
建物全体を免震構造にするなど都市型の神社です。
東京都中央区日本橋蛎殻町2ー4-1
2021.10.21