まるみのあっちこっち巡り

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おおず赤煉瓦館

2023-09-29 00:18:44 | お出かけ 四国



1901年12月に大洲商業銀行の本店として
建築されたおおず赤煉瓦館。







建物は主にイギリス積みの煉瓦建築で、
屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れた
和洋折衷の様式が特徴です。







当時は、木蝋や製糸の製造、そして舟運による
流通の拠点として大洲が隆盛を極めた時代でした。







1階が特産品・工芸品などの販売、
2階がギャラリー兼休憩所となっています。







「文明開化」のもとに西洋文化が時代を席捲したのは、
大洲においても例外ではないようです。
この時代においては、渋谷よりずっと都会でした。







臥龍山荘などの歴史遺産もそうですが、
大洲の経済的繁栄や当時の文化水準の高さを
うかがい知ることとなったのです。







気持ち良い風を感じるこの空間は、
「明治」「大正」という浪漫あふれる時代の
風をも強く感じさせてくれました。







一番の電話番号から察するところ
大洲市で一番先に電話が設置されたのは
こちらにあった銀行のようですね。







1階で注文・会計を済ませたドリンクや
デザートが運ばれてきました。
ポンカンスカッシュ 400円(税込)です。

インド原産のポンカンが日本に入ってきたのが
明治時代、現在は愛媛県が収穫量国内1位、
こちらでいただくのに一番相応しいと思います。
街歩きの後にリフレッシュできました。







こちらは、クレープセット 800円(税込)
4種類から選ぶアイスクレープです。







百年以上にわたり「レンガ館」と呼ばれ
市民に親しまてきた風格ある外構を活かしつつ
観光施設として活用されています。
この時は貸し切り状態で楽しめました。

愛媛県大洲市大洲60

2023.4.30


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