まるみのあっちこっち巡り

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4つのフェリーでつなぐ旅 東洋のナイアガラ「原尻の滝」

2024-02-09 23:17:39 | お出かけ 九州・沖縄



大分県の南部に位置し、自然溢れる豊後大野市、
五千石と呼ばれた緒方平野のど真ん中に
突如として現れる雄大な滝があるそうです。







バスは「道の駅原尻の滝」に停車しました。
生憎なことに強い雨が降っていましたが、
吊橋を渡り、滝が見えるところまでは、
歩いていこうと思います。







高さ20m、幅120mのこの滝は、
「原尻の滝」と呼ばれ、
そのスケールの大きさから
別名「東洋のナイアガラ」とも称されます。







平野部に位置するため気軽に立ち寄り、
間近でその迫力を体験できます。
しかも、滝の上に道があり、
人が歩いているようです。







ここまで来ると良く見えるのですが、
この先まで行ってみたいと好奇心が湧きます。







滝を形づくっているのは一枚の大きな岩、
約9万年前の阿蘇山の大噴火によって起きた
火砕流によりもたらされたそうです。

火砕流は冷える際、収縮し多くのヒビを生み、
このヒビが縦方向に延び柱を並べたように見えます。
このことから「柱状節理」と呼ばれ、
この滝の大きな特徴です。







原尻の滝は、大野川の支流「緒方川」にかかる滝で、
上空から見ると美しい弧を描いています。
ひとたび大雨が降ると一気に水嵩が増して
激しく流れる川になってしまうそうです。







乗用車が滝の脇を通る市道から逸走して滝壺へ転落、
2名が死亡するという事故も起きていると
バスガイドさんからお話を聞いていたので、
注意して歩きましたが、柵などもありませんし、
明るい時間帯に訪れたほうが良さそうです。







日本の滝百選に選ばれている原尻の滝は、
田園地帯に突如現れる名瀑。
滝の上の道路から、下流の吊橋から
様々な角度から楽しめます。

大分県豊後大野市緒方町原尻

2023.7.7


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