まるみのあっちこっち巡り

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企画展 渋谷に残された伝説 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館

2020-02-04 00:43:19 | ミュージアム



気になってはいたのになかなか行けなかった企画展に
足を延ばしてからも経ちますが、
記憶に残るうちに記事にしておきましょう。

東京の一都市という世界の「SHIBUYA」、
渋谷駅周辺は、「100年に1度」とも言われる大規模な再開発中。

「渋谷パルコ」や「渋谷スクランブルスクエア」も
オープンしましたが、2027年までの再開発計画で、
これからますます発展し、次代へと進んでいくであろう渋谷。

江戸時代には江戸ではなく江戸近郊であり、
東京市に編入されたのも昭和になってからです。

少し前までの渋谷は、1964年の東京オリンピックが
開催されたころにできたもので、
今年行われるオリンピックの前後に
大きく変わろうとしていているのです。

『猿楽町』『神泉』なども伝説が残っていますが、
歌舞伎などにもなっている『渋谷金王丸』の
歌川国芳の絵がありました。
実在した人物かはやはり明らかではないようですが。

明治39年 道玄坂下「人喰松」という絵もありましたが、
現在のスクランブル交差点に、かつて松の大木があり、
『その枝を折ったり傷つけたりすると、怪我や病気になる』という
伝説がありますが、今の道玄坂から想像もできない絵です。

渋谷川に囲まれるように『渋谷城』と呼ばれる城館があったとか。
中世の時代には『鎌倉街道』という古道があり、
それは国立競技場の近くにあった古道です。
その辺りには神社やお寺がありますが、面影はありません。

時代は変わっても伝説は残っていくものかもしれません。
そして、新たな伝説も生んでいくのでしょう。
こうして伝えていく手段がある限り。







展示物の写真撮影は不可でしたが、こちらはOK
もちろん体感してみましたよ。







この企画展は終了していますが、
19世紀には牧場もあった渋谷、
渋谷の今と昔、渋谷にゆかりのある文学者を
知ることができるミュージアムです。

一般:100円、小中学生:50円の入場料で
渋谷通になれるかも

白根記念渋谷区郷土博物館・文学館
東京都渋谷区東4-9-1

2020.1.4

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