2009年4月、ソマリア沖。
アメリカのコンテナ船マークス・アラバマ号が
海賊に襲われ、占拠され、20人の乗組員を救うために
人質となった船長の生死を懸けた緊迫の4日間を描いています。
主演のフィリップス船長を演じるのはトム・ハンクス。
迫真の演技は賞賛に値するもので、
彼ほどの適役が思い浮かばないほどです。
3度目のオスカーを手に入れることができるかも
感動実話の完全映画化ということですが、
実際は、これ以上に悲惨なものだったとか…。
国の体をなさないソマリアの彼らには、選択肢などなく
ボスの命令下で、海賊行為をしてでも生きるほかない現状に、
いつしか自らの行為を正当化してしまう恐ろしさ、
それでもどこかに人間らしさを残した4人の海賊のリーダーと裸足の少年。
命がけの息詰まる駆け引き、多くはないセリフの中に
ソマリアの問題の深刻さに心痛めたり…
あまりに密度の濃い上映時間の134分です。
早く、安くを追い求め、コストを気にするあまり
招いた悲劇でもあるようですし、邦船も犠牲になっています。
金銭で解決していたのでは、海賊行為は終わりません。
大きな問題を提起している作品でもあるでしょう。
ユナイテッド・シネマ
2013.12.14
アメリカのコンテナ船マークス・アラバマ号が
海賊に襲われ、占拠され、20人の乗組員を救うために
人質となった船長の生死を懸けた緊迫の4日間を描いています。
主演のフィリップス船長を演じるのはトム・ハンクス。
迫真の演技は賞賛に値するもので、
彼ほどの適役が思い浮かばないほどです。
3度目のオスカーを手に入れることができるかも
感動実話の完全映画化ということですが、
実際は、これ以上に悲惨なものだったとか…。
国の体をなさないソマリアの彼らには、選択肢などなく
ボスの命令下で、海賊行為をしてでも生きるほかない現状に、
いつしか自らの行為を正当化してしまう恐ろしさ、
それでもどこかに人間らしさを残した4人の海賊のリーダーと裸足の少年。
命がけの息詰まる駆け引き、多くはないセリフの中に
ソマリアの問題の深刻さに心痛めたり…
あまりに密度の濃い上映時間の134分です。
早く、安くを追い求め、コストを気にするあまり
招いた悲劇でもあるようですし、邦船も犠牲になっています。
金銭で解決していたのでは、海賊行為は終わりません。
大きな問題を提起している作品でもあるでしょう。
ユナイテッド・シネマ
2013.12.14
またよろしくです♪
「ゼロ・グラビティ」も楽しみにしているのですが…。
スケールの大きい映画も好きです。