1300年の歴史を持つ神田明神(神田神社)は、
江戸の伝統を受け継ぐ江戸三大祭の一つ
「神田祭り」が有名です。
家庭円満、縁結びの神社としても名高く、
商売繫盛、健康祈願、勝運(勝負運)のご利益を
得ることができるそうです。
縁結びの神である大黒様は、男女の縁だけではなく
仕事に関する縁をもたらすご利益があると言われ、
仕事運アップのご利益を求める参拝者も
後を絶たないようです。
特に注目すべき権現造りの社殿は1934年に竣工、
鉄骨鉄筋コンクリート・総朱漆塗の社殿。
江戸開府400年を記念する2003年には、
国の有形文化財に登録されました。
神田明神で神前式の結婚式を行う明神会館。
この日は結婚式に参列するために
こちらを訪れていたまるみです。
心に残るとても素敵は結婚式&披露宴でした。
随神門は、1975年に昭和天皇即位50年を記念して再建。
外回りに朱雀や白虎、青龍、玄武の四神が彫られ、
内周りには大黒神話がモチーフの彫刻が施されています。
二層目にある金箔が施された「繋馬」の彫刻は、
平将門公に由来するものです。
三ノ宮に平将門命を祀られています。
奇数年に行われている「神田祭り」は、
京都の「祇園祭」や、大阪の「天神祭」とともに
「日本の三大祭」にも挙げられています。
2018年は偶数年なので陰祭(かげまつり)といい、
大きなイベントや催しものは行われません。
「神田祭り」の時代行列に90基近い神輿、
来年5月が楽しみです。
江戸時代から根付いてきた由緒ある大公孫樹です。
関東大震災で一面が焼け野原となった際にも
唯一生き残っていたと言われています。
大公孫樹から育った新芽が東京大空襲をも生き抜き、
立派な樹木となって親木を支えてきました。
現在は親木は倒木の恐れにより伐採され、
保存されているそうです。
江戸城の表鬼門除けに鎮座する江戸総鎮守です。
神田・日本橋(日本橋川以北)・秋葉原、
日本経済の中心である大手町、丸の内を氏子地域に持ち、
都心の仕事運と商売繁盛を祈願するうえで
欠かせない神社となっています。
1616年、この地に遷座、
江戸時代には神田明神と名乗り、
1872年に社号が「神田神社」に改められました。
東京都千代田区外神田2ー16ー2
2018.5.12
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