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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

親方真っ青 朝青龍の巡業「半永久的にいらん」

2010-04-07 21:48:09 | 文化

Kodak DC4800

'07/07/28の朝刊記事から

親方真っ青 朝青龍の巡業「半永久的にいらん」
相撲協会つっぱり


腰の疲労骨折で夏巡業の休場届を出しながら、帰国中のモンゴルでサッカーに興じていた横綱朝青龍について、日本相撲協会巡業部は27日、東京・両国国技館で緊急会議を開き、夏巡業を全休させると決めた。
大島巡業部長(元大関旭国)は「参加しなくても結構」と話した。

8月3日から始まる夏巡業は20日まで、東北、北海道など17カ所で開催。
朝青龍の問題行動について、ほぼすべての開催地の勧進元やチケットの購入客から巡業部へ抗議が殺到した。
事態を重く見た高田川契約推進担当副部長(元大関前の山)は「巡業部としてはお断り。半永久的にいいくらいの気持ちだ」と厳しい姿勢を示した。

これに対し、朝青龍の師匠の高砂親方(元大関朝潮)は「帰ってきたら巡業に出させるように話す。今のところは月曜日(30日)に日本に戻ります」と相撲協会広報部を通じてコメントし、巡業途中からでも参加させたい意向を示した。

また朝青龍が提出した診断書が発表され、内容は「左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷、左尺骨神経障害、急性腰痛症、第5腰椎(ようつい)疲労骨折で約6週間の休養、加療を要する」だった。


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北大教授ら 水の凍結防ぐ物質抽出

2010-04-05 19:43:07 | 文化

Kodak DC4800

‘07/07/28の朝刊記事から

北大教授ら 水の凍結防ぐ物質抽出
樹液から 臓器長期保存に期待


寒冷地に自生するカラマツやシラカバの樹液から、少量でも水の凍結温度を大きく下げる作用のある物質の抽出に、北大大学院農学研究院の藤川清三教授らのグループが成功した。
この物質をヒト移植臓器の保存液に加えると凍結温度を零下10度程度まで下げることが可能となるため「臓器摘出から移植までのタイムリミットが大幅に伸びることが期待される」(北大知的財産本部・小川晴也マネジャー)という。

藤川教授はこの結果を国際特許として申請したほか、29日からカナダで開かれる国際低温生物学会で発表する。

摘出から移植までの間、臓器は零下で保存した方が代謝を落とせるため長持ちする一方、保存液(培養液)が凍結すると臓器を傷つけてしまうため、現在は液温を4度前後に設定している。

藤川教授らは、寒冷地の樹木が零下40度でも細胞の液体状態を保てる仕組みに注目した。

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日本「IWC脱退も視野」

2009-09-14 22:02:46 | 文化

Kodak DC4800

'07/06/02の朝刊記事から

日本「IWC脱退も視野」
見えぬ正常化 いら立ち頂点


米アンカレジで開催された国際捕鯨委員会(IWC)総会で、日本政府が31日(日本時間6月1日)、脱退を検討する可能性について言及した背景には、捕鯨国と反捕鯨国の対立に打開の見通しが見えないことへの強いいら立ちがある。
与党や漁業者の間には、IWCを正常化させた上での商業捕鯨再開は困難との見方も強い。
今回の発言をきっかけに、国内で脱退に向けた議論が加速する可能性もある。


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三種類の音読は日本だけ

2009-01-01 20:45:14 | 文化

オリンパスE520/ZD14-42

漢字の訓読が日本の発明であり、これに対して音読は中国由来のものである。
しかし、一つの字の音読が何種類もあるのは、日本だけである。
中国には、一つの字に対して一つの読み方しかないのが普通である。
ここにも日本の漢字の独自性がある。

たとえば、「行」という字には「コウ・ギョウ・アン」と三種類の音読が存在している。
行動や銀行なら「コウ(カウ)」、行状や修行なら「ギョウ(ギヤウ)」、行脚や行灯であれば「アン」と読み分ける。
「経」という字にも、経験の「ケイ」、読経の「キョウ(キヤウ)」、看経の「キン」という具合に三通りの読み方がある。

このように、日本の漢字には複数の音読が並行して存在するわけだが、これは中国から入ってきた時代の違いによる。
最初に入ってきたのは「呉音」と呼ばれる音で、「行」は「ギヨウ」、経は「キョウ」という読み方だった。

ところが、奈良時代後期遣唐使や留学僧たちによって、当時の最新の読み方だった唐の都・長安や洛陽の音にもとづく「漢音」が持ち込まれる。
漢音では「行」は「コウ」、「経」は「ケイ」である。

漢音は中国の北方のの読み方で、呉音は南方の読み方と言われる。
両者の最も大きな違いは、呉音の濁音が、漢音では清音になることだ。
「行」の呉音「ギョウ」が、漢音では「コウ」となるように、である。

また、呉音にはあるマ行音、ナ行音が、漢音にはない。
それで、呉音のマ行音、ナ行音が、漢音ではバ行音、ダ行音になる、という違いもある。
この場合には、逆に漢音のほうに濁音が現われるのだ。
「万」という字で説明すると、一万の「マン」が呉音で、万歳の「バン」が漢音なのである。
「万」の場合、数字の単位として使われるときは呉音の「マン」で読み、千客万来、万国博覧会、万里の長城のように「いっぱい」という意味で使われたら「バン」と読むのが原則になっている。
「万華鏡」のように、多いという意味なのに「マン」と読むケースは例外である。
平安時代中期から江戸時代にかけてはさらに、禅宗の僧侶を中心に「唐音」という読み方が取り入れられて、「行」を「アン」、「経」をキンと読む読み方が加わった。

このように、最初に伝わってきた読み方も、新しく入ってきた読み方も、並行して使いこなしてきたのが、日本語のスゴイところだと思う。

対照的に中国では、漢字の読み方は一定の時代、一定の地域には原則として一種類しかない。読み方は時代とともに移り変わっていき、古い読み方が保存されるということはない。

もちろん、日本でも、すべての漢字に三種類の読み方があるわけではない。
漢音、呉音、唐音がすべて共通の漢字もあるのである。

理論的には、呉音と漢音については、すべての漢字に与えることができる。


                        漢字は日本語である 小駒勝美 より





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地理院地図 ネット提供

2008-12-07 21:59:44 | 文化

Kodak DC4800 ベトナム

‘07/02/23の朝刊記事から

地理院地図 ネット提供
測量法改正 08年度実施目指す


国土地理院は22日、国土地理因果測量・作製し、刊行している各種地図をインターネットを通じて提供できるよう、測量法を改正する方針を決めた。
ネット普及が進む中、国土地理院が持つ地図データを利用しやすくすることで有効活用を促すのが目的。
有償とするか無償とするかは今後詰める。
今国会に改正案を提出し、2008年度実施を目指す。
国土地理院はすべての測量の基本となる「基本測量」を行い、都市部を対象とした「1万分の1」のほか、全国をカバーする「2万5千分の1」から「5百万分の1」まで主に7段階の縮尺の地図を刊行、書店などで販売している。
この地図を、地理院のホームページからダウンロードできるようにする。

また、地理院の基本測量と、地方自治他や民間企業が行う「公共測量」で得られた地図やデータの複製(コピー)については、地理院や自治体などの承認が必要な上、営利目的の複製は禁止されている。
今回の改正で複製者の負担軽減のため、この規制を緩和。
測量や刊行など正確性が問われる用途以外での、内部資料として使う場合のような複製は承認を不要とし、営利目的の場合は個々のケースに応じ判断する仕組みにする。
さらに、基本測量と公共測量に基づくデータを複製したり使用する場合の承認手続きを1ヵ所でできるようワンストップサービス化し、地理院で一括して承認事務ができるよう規定を改める。



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