備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080826 米ロ対立 黒海に飛び火

2018-05-30 20:37:53 | 海外
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'08/08/26の朝刊記事から

米ロ対立 黒海に飛び火
米艦 グルジア支援で入港


【モスクワ25日加藤雅毅】グルジア・南オセチア自治州情勢をめぐり、グルジアへの人道支援物資を積んだ米海軍の2隻目の艦艇が25日までに黒海に入り、米国がグルジア支援を本格化、米ロ対立は黒海沿岸にも広がった。
ロシア海軍部隊は主要港ポチに居残り、米側の動きを牽制している。


「黒海での北大西洋条約機構(NATO)軍の動きが、ロシア軍がポチから撤退したがらない主な理由だ」。

25日のロシアのコメルサント紙は、ロシア側が設定した緩衝地帯にさえ含まれていないグルジア領のポチからロシアの部隊が撤退しない理由について、グルジア側の見方を伝えた。



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米艦艇の1隻目は24日、難民用の毛布や食料などを積み、ポチの南方約60キロにあるバトゥーミに入港。

同日夜には、別の艦艇がトルコのボスポラス海峡を越えて黒海に入った。

さらにもう一隻が黒海に向かっているとみられる。

南オセチア自治州とともにアブハジア自治共和国もグルジアからの分離独立を主張している。

米艦艇は当初、紛争地域である両地域に近いポチに入港する予定だったが、ロシア部隊が国際社会の批判を浴びているにもかかわらず、居残っているため、入港地を変更。

ロシア軍によると、黒海には米艦艇のほか、NATOに加盟しているドイツ、スペイン、ポーランドの艦艇も既に入っている。



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ウクライナ・クリミア半島にあるロシア海軍の拠点セバストポリ基地がある黒海は、ロシア海軍にとっていわば裏庭。

グルジアとの軍事衝突が起きた直後には、同基地の海軍が動いて海上封鎖の構えも見せるなど、戦略的な要衝でもある。

裏庭に乗り込まれた格好のロシア軍は. 、NATO側の動きを「人道支援を名目に黒海に軍艦を集結させることは、地域の安定化に寄与しない」(ノゴビツィン参謀次長)と批判し、警戒感を強めている。




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080826 五輪後 試練の中国

2018-05-28 22:28:04 | 中国
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’08/08/26の朝刊記事から

五輪後 試練の中国

【北京25日高山昌行】中国が威信をかけた北京五輪が24日、閉幕した。

治安維持を最重視した胡錦濤政権は厳重な警備で、テロを抑え込み、人権活動家らの締め付けを強化した。

一方で、急成長を続けてきた中国経済は、変調の兆しも見え始めた。

国際社会の関心の高い治安・人権問題と、経済の「五輪後」を探った。



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<治安・人権>

テロなお予断許さず


3月のチベット騒乱に端を発し、雲南省や新疆ウイグル自治区などで続発したテロや暴動。

五輪後の見通しについて、北京の公安関係者は「大半が国際社会の視線が集まる五輪に照準を合わせたものであり、アピール効果が落ちる五輪後は、おおむね収束するだろう」と推測する。

ただ8月だけで3度のテロがあった新疆ウイグル自治区については「五輪後、当局がウイグル独立派の掃討作戦を展開するのではないか」(中国紙記者)とみる向きもあり、逆に抗争が激化する虞も否定できない。

中国当局は五輪に向け、人権活動らを徹底的に締め付けた。

国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(本部・パリ)」によると、自宅で軟禁されたり、北京を追放されたりした活動家は50人以上に上る。

地方政府の腐敗や横暴を訴えに上京した農民らも根こそぎ拘束されるか地元に追い返された。

こうして排除された人々が五輪後に、どこまで自由を取り戻せるかが中国の民主化を占う一つのバロメーターとなりそうだ。



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<経済>

特需消え景気減速


上海株式市場の株価は五輪期間中に急落し、上海総合株価指数は開幕前に比べ12パーセントも値下がりした。

高騰を続けた不動産価格も北京など都市部を中心に、下落に転じ始めた。

業界関係者は「五輪特需がはげ落ちる北京では、マンションなどの賃貸料が値崩れする可能性が大きい」とみる。

中国経済は2007年まで5年連続で国内総生産(GDP)成長率10パーセント以上を達成した。

中国国家発展改革委員会マクロ経済研究院の王一鳴副院長は「五輪後も大勢は変わらない」と強調する。

だが、現実には減速懸念が強まり、食料品を中心としたインフレや失業問題も深刻。

一部の中国紙は政府が近く減税、財政支出などで6兆円規模の景気対策を打ち出すとの見通しを伝えた。



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北京在住の経済ジャーナリスト、陳言さんは「道路や鉄道、港湾など公共工事が中国経済を引っ張る時代は終わった。

人民元高で輸出も期待できず、日本のマイクロエレクトロニクス(ME)革命のような新たな経済の『牽引役』が必要だ」と指摘している。




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080826 11年末に駐留軍 撤退 イラク首相「米と合意」

2018-05-27 20:38:51 | イラク
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’08/08/26の朝刊記事から

11年末に駐留軍 撤退 イラク首相「米と合意」

【カイロ25日鄭真】ロイター通信によると、イラクのマリキ首相は25日、イラク国内の米軍をはじめとするすべての外国軍駐留が2011年末までに終了することで米政府と基本合意したと言明した。

03年のイラク戦争以来、駐留を続ける外国軍の撤退日程について、イラク首脳が明示したのは初めて。



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マリキ首相は同日、首都バグダッドで部族指導者らに対して行った演説で明らかにした。

首相は来年以降の米軍の駐留について定める二国間協定についても「大きな進展があった」と述べた。。

多国籍軍駐留の根拠となる国連安保理決議の期限が年内で切れるため、イラクと米国は米軍の駐留を引き続き可能とする二国間協定の締結に向けて協議を続けてきたが、イラク側は具体的な米軍撤退計画を協定に反映させることを強く主張。

これに消極的な米側との間で協議は難航していた。



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一方、米国務省報道官は「合意したのは草案のみで、最終合意には達していない」と述べ、最終合意にはブッシュ大統領の承認も必要だと説明した。

米軍は昨年、イラクに3万人規模の部隊を増派したが、今年7月末までに増派部隊は撤収。

現在は15万人以下になっている。




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080825 キルギス機墜落 乗客100人超か

2018-05-25 13:42:44 | 事故
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’08/08/25の朝刊記事から

キルギス機墜落 乗客100人超か

【モスクワ24日共同】24日のインタファクス通信によると、中央アジア・キルギスの首都ビシケクにあるマナス国際空港を離陸したボーイング737旅客機が、同空港付近で墜落した。

100人以上の乗客が乗っていたとの情報があり、犠牲者が出ているとみられる。

事故原因は不明。

空港当局者によると、墜落したのはキルギスの民間航空会社「イテク・エイル」の旅客機で、ビシケクからイランに向かう予定だった。

救急隊や消防隊が墜落現場に到着し、乗客らの救出作業が進められているもよう。




撮影機材
Kodak DC4800



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080825 1000万円引き出す 愛知の男が供述 タイ邦人不明

2018-05-25 13:36:58 | タイ
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’08/08/25の朝刊記事から

1000万円引き出す 愛知の男が供述 タイ邦人不明

タイの首都バンコクに滞在していた岐阜県出身の棚橋貴秀さん(33)が行方不明になった事件で、棚橋さんの銀行口座から無断で預金を引き出したとされる愛知県出身の男(30)が岐阜県警の任意の聴取に、計1千万円を下ろしたことを認め「大阪出身の知人に渡し、謝礼を受け取った」と話していることが24日、分かった。

岐阜県警によると、連携して捜査に当たっているタイ警察当局は同日までに、棚橋さんの肉親から提供を受けた資料との照合で、タイ中部で見つかった遺体を棚橋さんと断定。

岐阜県警は殺人事件との見方を強め、この男らが事情を知っているとみて捜査している。



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これまでの調べでは、男は棚橋さんがタイで行方不明となった翌日の8月6日に帰国。

県警の聴取に、名古屋市内の銀行で棚橋さん名義の口座から数回に分けて預金を下ろし、今月タイから帰国した大阪出身の知人(30)に渡したことを認めた。

この知人の男は県警に「事件とは関係ない」と関与を否定している。




撮影機材
Kodak DC4800




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