06/12/13の朝刊記事から
焼肉のたれと水で飢えしのぐ
六甲山で遭難 24日後救出
神戸市灘区の六甲山で10月、兵庫県西宮市市民税グループ主事の打越三敬さん(35)=同市上之町=が行方不明になり、24日後に重体で救助された事故で、打越さんが「焼肉のたれと水だけで救助を待った」と上司に話していたことが12日、わかった。
同市によると、打越さんは10月7日、職場の同僚14人と六甲山頂でバーベキューをしたが、帰りのケーブルカーの切符を紛失したため、一人で歩いて下山。
途中で道に迷い、がけから転落して骨盤を骨折するなどの大けがをした。
けがで動けなかった打越さんは、バーベキュー用に持参した焼肉のたれの残りと所持していた水でしのぎながら、救出を待っていたという。
同月31日に発見された祭には、衰弱が激しく重体だった。
県警灘署によると、打越さんの所持品には、ペットボトルと瓶がそれぞれ1本あった。
瓶に入った焼肉のたれは残りわずかだった。
打越さんは神戸市内の病院に入院中だが、家族や上司と面会できるほどに回復したという。
焼肉のたれと水で飢えしのぐ
六甲山で遭難 24日後救出
神戸市灘区の六甲山で10月、兵庫県西宮市市民税グループ主事の打越三敬さん(35)=同市上之町=が行方不明になり、24日後に重体で救助された事故で、打越さんが「焼肉のたれと水だけで救助を待った」と上司に話していたことが12日、わかった。
同市によると、打越さんは10月7日、職場の同僚14人と六甲山頂でバーベキューをしたが、帰りのケーブルカーの切符を紛失したため、一人で歩いて下山。
途中で道に迷い、がけから転落して骨盤を骨折するなどの大けがをした。
けがで動けなかった打越さんは、バーベキュー用に持参した焼肉のたれの残りと所持していた水でしのぎながら、救出を待っていたという。
同月31日に発見された祭には、衰弱が激しく重体だった。
県警灘署によると、打越さんの所持品には、ペットボトルと瓶がそれぞれ1本あった。
瓶に入った焼肉のたれは残りわずかだった。
打越さんは神戸市内の病院に入院中だが、家族や上司と面会できるほどに回復したという。