備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

米軍F15訓練 千歳移転は11月以降

2010-09-07 20:35:52 | 米軍再編

Kodak DC4800

'07/08/20の朝刊記事から

米軍F15訓練 千歳移転は11月以降
寒冷条件を希望か


米軍再編に伴う、米軍嘉手納飛行場(沖縄県)のF15戦闘機訓練などの一部移転のうち、航空自衛隊千歳基地での実施は、11月以降となる可能性が高くなっている。
日米両政府が検討している11月までの訓練実施候補地には今のところ、千歳基地の名前は挙がっていない。
米軍は普段、雪の無い地域で訓練していることから、空自内部では「千歳では寒冷地の条件を生かした冬季訓練を実施する」との見方が強まっている。

日米両政府は訓練移転について、8月は実施せず、9月に新田原〈にゅうたばる〉(宮崎県)、10月に百里(茨城県)、11月に小松(石川県)の各基地で行う方向で検討している。

両政府は2007年度、千歳、三沢(青森県)、百里、小松、築城<ついき>(福岡県)、新田原で計15回程度、共同訓練方式で訓練移転を実施することで合意。
すでに築城で2回、小松、三沢で1回ずつ実施した。
6基地のうち、千歳だけが具体的な候補地から外れている。

空自幹部は「米軍は、環境に関係なく対応する能力を高めるため、さまざまな条件下での訓練を希望している」と米軍の意図を解説。
「千歳では冬に訓練し、寒冷地の気象条件でも戦闘機を運用できるか、試したいのはないか」と推測する。

訓練移転は、沖縄などの負担軽減のほか、米軍と自衛隊が円滑に情報交換し、脅威に共同で対処する「相互運用性」の向上も目的としている。
訓練移転は一般的に約5日間行われ、夜の懇談会では両国の戦闘機のパイロットや整備士が、操縦や整備技術について情報交換する機会も多いという。


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衆院委 米軍再編法案を可決

2009-03-20 22:25:37 | 米軍再編

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/04/13の朝刊記事から

衆院委 米軍再編法案を可決
首相訪米前の成立目指す


衆院安全保障委員会は12日、米軍再編の関係市町村に対し、協力度合いに応じて配分する交付金の創設を柱とする米軍再編推進特別措置法案を、与党の賛成多数で可決した。

与党は13日の衆院本会議で可決、参院に送付し、安倍晋三首相が訪米する26日までの成立を図る方針だ。

野党側は「再編交付金や、沖縄の米海兵隊のグアム移転費用に関する答弁が不十分だ」として反対。
民主党は与党が12日の委員会採決を決めたことに反発して同日の審議を欠席したが、採決には出席した。


米軍再編法案ポイント
・防衛相が再編で負担の増える自治体を「再編関連特定周辺市町村」に指定。再編の進捗状況に応じて再編交付金を支給
・大幅な負担増となる自治体には道路、港湾整備などの公共事業で国の補助率をかさ上げ
・在沖縄米海兵隊のグアム移転に伴う融資などのため、国際協力銀行(JBIC)の業務に特例措置を創設
・2017年3月31日までの時限立法。再編実施が遅れる場合は交付金の支給期間を最大5年間まで延長可能
・基地労働者の雇用継続に役立てるため、技能教育訓練を実施


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米軍再編推進法案 「アメとムチ」

2009-01-26 22:16:33 | 米軍再編

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/03/20の朝刊記事から

米軍再編推進法案「アメとムチ」

23日審議入り

日米両政府が合意した米軍再編の実施を目指す「米軍再編推進特別措置法案」が23日、国会で審議入りする。
同法案は米軍再編への協力度合いに応じ、国が関係自治体に財政的な優遇措置をとる「アメとムチ」が最大の特徴。
米軍再編への賛否によって、道内外の対象自治体への対応を変える露骨な選別が始まろうとしている。

岩国 米軍機移転反対、市庁舎建設補助 突然打ち切り
今回の米軍再編で最も負担が増える自治体として、米軍機移転に反対している山口県岩国市では、国から財政支援の停止という「ムチ」が振るわれている。
米軍岩国基地には、米軍厚木基地(神奈川県)から空母艦載機59機が移転。
岩国の航空機数は2倍以上の120機に増えるが、国は市庁舎建設の補助打ち切りで受け入れを迫る。
「兵糧攻め」に遭う岩国市の苦悩を見た。(東京政経部青山修二)

「兵糧攻め」
補助金は、米軍普天間飛行場(沖縄県)から空中給油機12機の移転に同意した見返りに、05年度に支給が始まり、新庁舎も同時に着工した。
これまで約14億円が配分され、市は07年度に約35億円の補助金を見込んでいた。
突然の打ち切りに、市は起債で新年度予算案を編成せざるをえなくなった。

国の措置には、井原勝介市長を揺さぶる狙いがあるのは明白だ。
井原市長は、空母艦載機の移転の是非をめぐる住民投票で反対票が多かったことを根拠に、反対姿勢を貫く。

市長は反発
補助金の打ち切りに対し、井原市長は「国との信頼関係を覆すものだ」と反発。
米軍再編推進特措法案についても「本来、国は安全や安心の面で市民が納得する提案をすべきなのに、カネで自治体の意思を左右しようとする姿勢が見える」と批判する。

防衛施設庁は補助金の打ち切りに「心苦しい」とするが、補助金の復活は米軍再編の容認を条件とする立場は崩さない。

移転先は現行よりも1キロ海側に移設される新滑走路。
長年の住民要望を受け、騒音対策のために造成され、08年度に完成する。
住宅地に隣接する厚木に比べ、「騒音対策上、有利になる」(久間章生防衛相)という岩国の環境が裏目に出た格好だ。

岩国基地の地元自治会の会長を務める土肥慶久さん(71)は「滑走路が遠くに離れて、ようやく騒音が小さくなると思ったら、これ幸いと艦載機がやってくる」と嘆く。


千歳 戦闘機訓練 受け入れ表明 防音工事費が倍増

米軍再編による戦闘機訓練の移転先となった全国6基地の周辺自治体で、最初に受け入れ表明したのが千歳市だった。
国は防音工事費や防衛施設庁の補助事業を手厚く配分し、協力度の高い千歳市への優遇策をはっきりと打ち出した。

2007年度に全国に配分される再編交付金は総額51億円。
戦闘機発着の航路直下の18町内会で作る千歳飛行場騒音鉄東地区整備協議会の役員は「交付金が多く受けられるよう、市には頑張って欲しい」と期待する。

山口幸太郎市長も交付金獲得へ精力的に動いた。
昨年7月の訓練容認表明の4日後、07年度予算の概算要求をにらみ、地域振興策を国に緊急要望。
治安や騒音対策の協定締結に加え、防衛施設庁の補助金で水道施設建設、廃棄物の破砕処理場建て替え、小学校増築の3事業の採択、住宅防音工事の待機世帯解消などを求めた。

その結果、3事業のうち、小学校増築の防音工事費約2千万円を本年度の補正予算で全額獲得。
ほかの2事業も新年度以降の予算化を検討しているという。

また、米軍再編に伴い国が本年度の補正予算に計上した防音工事費約30億円のうち、約13億円が千歳基地分に配分。
当初予算の8億円と合わせて21億円に膨らみ、前年度の17億7700万円(約790世帯分)を大きく上回った。

千歳市幹部は「本当は訓練移転はないほうがいいが、山口市長は振興策など国の前向きな姿勢を確信し、容認を決めた。実際、国は市の意向を認めてくれた」と話す。


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日米共同訓練 早朝、夜間排除せず

2008-12-17 21:34:57 | 米軍再編


‘07/03/01の朝刊記事から

日米共同訓練 早朝、夜間排除せず
衆院予算委 防衛省局長が言及


防衛省の山崎信之運用企画局長は28日の衆院予算委員会第一分科会で、米軍嘉手納基地のF15戦闘機訓練を航空自衛隊千歳基地など全国の6基地に一部移転して行う日米共同訓練について、早朝、夜間に実施する可能性を排除しない考えを示した。
山崎氏は、3月5日から福岡県の築城基地で行う初訓練では実施しないと説明したが、2007年度以降に関しては「共同訓練をどう実施するかは米軍との協議などを踏まえ決定するのでいろんな形があり得る。早朝、夜間訓練が予定されていないということではない」と述べた。
千歳基地では、07年度に2回程度の訓練の実施が予定されている。
地元の千歳市と苫小牧市は1月、札幌防衛施設局と訓練日数の制限などを定める協定を結んだが、早朝、夜間訓練については触れていない。



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F15訓練移転 苫小牧市も国と協定

2008-07-24 22:39:14 | 米軍再編


'07/01/27の朝刊記事から

F15訓練移転 苫小牧市も国と協定
騒音や地域振興策


【苫小牧】米軍再編に伴い、F15戦闘機訓練などの一部が空自千歳基地に移転する問題で、苫小牧市は26日、騒音や安全対策、地域振興策などについての協定を札幌防衛施設局と締結した。

同日に協定を締結した千歳市に続くもので、同様の内容。
千歳基地を米軍基地化しないことや訓練日数の制限を明文化したほか、事件事故には国が責任を持って対応することなど5項目が盛り込まれている。


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