備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080209 なまはげ 厳重監視 秋田・女湯乱入騒動

2012-09-25 20:56:41 | 文化

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’08/02/09の朝刊記事から

なまはげ 厳重監視 秋田・女湯乱入騒動
一人ずつ警備係配置


秋田県男鹿半島に伝わる民俗行事「なまはげ」と神事を組み合わせ、家内安全や五穀豊穣を祈る「なまはげ柴灯(せど)まつり」が8日、男鹿市の真山神社で3日間の日程で始まった。なまはげに扮した男が女性浴場に乱入した昨年末の騒動を受け、主催する同市観光課は、なまはげにそれぞれ一人ずつ警備係の職員を付けるなど対応に追われた。

祭りでは、なまはげが太鼓演奏や踊りを披露。午後7時すぎ、たいまつを持ったなまはげ15体が「ウォー」と雄たけびを上げながら雪山から一斉に下りてくると最高潮に達した。

なまはげは神の使いで、人をいさめるために暴れ回るとされ、地元では「昔は少しぐらい女性に触っても問題にならなかった」との意見が根強い。市観光課は「観客にも行事を正しく理解してもらわないと、祭りができなくなる」と危機感を募らせている。


切り貼り帳


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080125 生物創造へ一歩前進

2012-06-02 19:29:04 | 文化

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’08/01/25の朝刊記事から

生物創造へ一歩前進
細菌ゲノムDNA合成 米民間チーム


細菌の全遺伝情報(ゲノム)を初めて化学合成したと、米民間の「J・クレイグ・ベンター研究所」(メリーランド州ロックビル)の研究チームが25日、米化学誌サイエンスの電子版に発表した。化学合成したDNAの断片を大腸菌の人工染色体を使ってつなぎ合わせ、酵母内で完成させた。このDNAを取り出して細菌の細胞質に移植し、生きて活動させる実験も進めており、成功すれば「生物の創造」に近づく成果となる。

同研究所はヒトゲノムの解読で知られるクレイグ・ベンダー博士(61)が設立し、研究チームも同博士が率いる。医薬品やワクチンの開発、バイオ燃料の効率的生産、有毒廃棄物の分解などに役立つ自然界にない細菌を生み出すのが目的と説明しており、役に立つことが期待されるが、一方で生物兵器、犯罪への悪用や流出事故が懸念される。

同研究所は昨年10月、合成DNAの販売企業、研究機関、利用者を対象とする規制制度を検討した報告書を公表。合成DNA研究は日本を含む各国で行われており、国際的に協調した規制が必要になりそうだ。

研究チームは、細菌の中でもDNAサイズが約58万塩基と最も小さい「マイコプラズマ(属)ジェニタリウム(種)」を選択。DNA塩基配列の解読データに基づき、5千-7千塩基の断片に分けて計101個を化学合成し、大腸菌の人工染色体に組み込んで大きく4個までつなぎ合わせた。さらに生きたパン酵母の環状DNAに入れ、一つながりに完成させた。


ゲノム
生物の設計図となる全遺伝情報。細菌や動植物の細胞核にあるDNA(デオキシリボ核酸)は糖とリン酸、塩基で構成される。アデニン、グアニン、シトシン、チミンの4種類の塩基の配列の所々が、タンパク質を作る遺伝子として機能する。

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101129 パバロッティさん死去 三大テノール、71歳

2010-11-29 21:00:34 | 文化


'07/09/07の朝刊記事から

パバロッティさん死去 三大テノール、71歳

【ローマ6日共同】輝かしい美声で世界のオペラファンを魅了したイタリアのテノール歌手、ルチアーノ・パバロッティさんが6日午前、同国北部モデナの自宅で死去した。
71歳。ロイター通信などがマネジャーの話として伝えた。


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大相撲の朝青龍問題

2010-09-20 19:45:18 | 文化

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'07/08/20の朝刊記事から

記者の視点 東京社会部 松井伊勢生

大相撲の朝青龍問題   
伝統、品格 角界は指導を


けがを理由に夏巡業への休場届を出しながら、故郷モンゴルでサッカーに興じた横綱朝青龍をめぐる騒動。
軽率な行為だが、「品格に欠ける」と批判される横綱本人、その振る舞いを許してきた高砂親方(元大関朝潮)という「ひとつの相撲部屋の問題」で片づけて良いのか。
増加する外国人力士を国技の担い手としてどう育てるのか、角界の姿勢が問われている。

巡業は、本場所を見ることのできない地方にファンの裾野を広げ、新弟子開拓にもつなげる狙いがある。
日本相撲協会にとって、本場所と同じく重要な事業だ。

朝青龍は、その大切な仕事を「サボった」と受け取られ、協会は二場所出場停止と外出制限などの処分を決めた。
横綱審議委員会(横審)の松家里明委員は「厳罰だが妥当。横綱の品格を問う以前の話」と厳しい。

外国人を知る努力必要
2003年の横綱昇進時、横審が「品格を高めてほしい」と異例の注文をつけたほど、朝青龍は素行が問題とされてきた。
当時からの委員で委員長経験もある石橋義夫委員は「20代前半の若者が完璧なわけはない。親方や協会が足りない部分を教え、育ててほしいということで委員が一致した」と振り返る。

しかし、朝青龍のトラブルは続く。
「親方は絶対」の世界で、無断帰国し先代高砂親方の通夜を欠席、けいこや綱打ちを無断欠席するなど、たびたび波紋を広げた。

その挙句、今回の騒動。
石橋委員は「親方と力士は親子のようなもの。大切な信頼関係が築けていたのか疑問だ。大関どまりだった親方なので横綱に遠慮があったようにも感じるが、それでは駄目だ」と批判する。

相撲ジャーナリストの銅谷志朗さんは「言葉や文化の違いがある以上、教えても伝わらない部分はある。曙らハワイ出身力士にも、相撲の伝統やしきたりのニュアンスを伝えるのは難しかったようだ」と外国出身力士に特有の問題を明かす。
ここまで問題がこじれたのは、本人の責任に加え、親方や協会のコミュニケーション不足、指導力不足を問わざるを得ない。

角界の頂点に立つ横綱は、「品格、力量が抜群であること」と横審の内規に明示されている。
強さだけを競う世界ではない。
協会や親方は、このことをどこまで理解させているのか。

さらに「親方や協会に外国人のことを知ろうとしない体質がある」と指摘するのは、モンゴル研究家で札幌国際大観光学部教授の松田忠徳氏。
「外国人力士の民族性の違いを尊重せず、日本で愛される態度も指導できないなら、国技に外国人を入れるべきではない」と協会の姿勢を批判する。

外国出身力士は、7月の名古屋場所時点で60人。
幕内でも3割を占める。
今回の問題を機に協会は、ただ強いだけではない力士の育成という本来の目的に本腰を入れてほしい。
それを抜きにして、活性化を外国人に頼り続けるなら、第2、第3の朝青龍問題は避けられない。


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阿久悠さん死去 70歳

2010-06-06 20:24:38 | 文化

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'07/08/02の朝刊記事から

「北の宿から」「UFO」・・・5000曲作詞
阿久悠さん死去 70歳


「北の宿から」「勝手にしやがれ」「UFO」など5000曲以上の作品を手掛け、1970-80年代、昭和の歌謡曲黄金期を代表する作詞家で、作家としても活躍した阿久悠(あく・ゆう、本名深田公之=ふかだ・ひろゆき)さんが1日午前5時29分、尿管がんのため東京都港区の東京慈恵会医大病院で死去した。70歳。兵庫県出身。

サラリーマンを経て「悪友」をもじった「阿久悠」の名で67年、作詞家デビュー。
山本リンダさんの「どうにもとまらない」、森昌子さんの「せんせい」、都はるみさんの「北の宿から」など、アイドルポップスから演歌まで5000曲以上の作品を発表、ヒットメーカーとなった。

70年代半ばからは、沢田研二さんと組み「時の過ぎゆくままに」「勝手にしゃがれ」などでダンディズムを追及。
歌手オーディション番組「スター誕生!」の審査員を務め、山口百恵さん、桜田淳子さんらを発掘。
特に作曲家都倉俊一さんとのコンビで売り出したピンク・レディーは「UFO」「ペッパー警部」など空前のヒット曲を連発した。
子ども向けに「宇宙戦艦ヤマト」などの歌も手掛けた。

小説も執筆。淡路島で育った経験を基にした「瀬戸内少年野球団」が映画化されたほか「殺人狂時代 ユリエ」(横溝正史賞)などを残した。

日本レコード大賞など受賞歴は多数。
代表曲はほかに、石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」、西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」、小林明さんの「熱き心に」など。

99年、紫綬褒章を受章。2001年、腎臓がん手術を受けた。
7月上旬、体調を崩して入院、治療を続けていた。

阿久悠さんの主な作詞作品
1970年・ざんげの値打ちもない(北原ミレイ)
1971年・また逢う日まで(尾崎紀世彦)
1972年・あの鐘を鳴らすのはあなた(和田アキ子)
     ・どうにもとまらない(山本リンダ)
     ・せんせい(森昌子)
1973年・ジョニィへの伝言(ペドロ&カプリシャス)
     ・わたしの青い鳥(桜田淳子)
     ・恋のダイヤル6700(フィンガー5)
1974年・ひまわり娘(伊藤咲子)
     ・宇宙戦艦ヤマト(ささきいさお)
1975年・ロマンス(岩崎宏美)
     ・時の過ぎゆくままに(沢田研二)
     ・北の宿から(都はるみ)
1976年・青春時代(森田公一とトップギャラン)
     ・津軽海峡・冬景色(石川さゆり)
1977年・勝手にしやがれ(沢田研二)
     ・UFO(ピンク・レディー)
1978年・たそがれマイ・ラブ(大橋純子)
     ・林檎殺人事件(郷ひろみ、樹木希林)
1979年・舟歌(八代亜紀)
1980年・雨の慕情(八代亜紀)
1981年・もしもピアノが弾けたなら(西田俊行)
1985年・熱き心に(小林明)
1986年・時代おくれ(河島英五)


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