備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080601 日通1億円盗難 共犯の元同僚も逮捕

2015-03-31 19:54:41 | 事件
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‘08/06/01の新聞記事から

日通1億円盗難 共犯の元同僚も逮捕
窃盗容疑 知人宅でケース発見


日本通運札幌警送支店の現金輸送車から現金約1億1千5百万円が盗まれた事件で、札幌白石署と道警捜査三課は31日、窃盗の疑いで、札幌市豊平区水車町8、同支店元契約社員、無職菅野遼介容疑者(24)を逮捕した。
また、道警は同日までに、札幌市内の菅野容疑者の知人宅から、現金が入っていたジュラルミンケースとバッグを発見した。


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調べでは、菅野容疑者は、同支店元契約社員麻田圭輔容疑者(27)=窃盗容疑で逮捕済み=と共謀。
4月1日午後6時ごろ、苫小牧市内の銀行裏で、現金回収中の警備員2人が輸送車から離れた間に車の金庫を開け、ジュラルミンケースとバッグに入った現金約1億1千5百万円を盗んだ疑い。
調べに対し、菅野容疑者は「遊ぶ金と生活費が欲しかった」と容疑を認めている。


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道警によると、菅野、麻田両容疑者は同支店の元同僚。
菅野容疑者が合鍵を使い現金を金庫から出す役で、麻田容疑者は運転手役だったとみられる。


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道警は30日、菅野容疑者の逮捕状を取り、行方を追っていたところ、同容疑者が27日から東京に滞在していることが判明。
同容疑者は捜査員の携帯電話での説得に応じて31日夜、新千歳空港に戻り、身柄を確保された。


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同署などによると、菅野容疑者は2004年4月に同支店に採用され、主に輸送車の運転や現金回収業務を担当。
事件前日の3月末、麻田容疑者とともに契約期間が満了したため、同支店を退職していた。


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080601 韓国全土で抗議集会 米牛肉輸入解除

2015-03-30 11:42:10 | 韓国
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’08/06/01の朝刊記事から

韓国全土で抗議集会
米牛肉輸入解除 警官隊と衝突も


【ソウル1日共同】韓国政府による牛海綿状脳症(BSE)対策を理由にした米国産牛肉の輸入制限の解除に抗議するろうそく集会が5月31日夜、全国各地でほぼ一斉に開かれた。
KBSテレビによると、ソウル市庁舎前の広場には若者や家族連れなど約十万人(主催者推計、警察調べは4万人)が集まり、集会後約4万人が大統領府に向けデモ行進した。
一部が大統領府近くで警官隊と衝突、警官隊が参加者に向け放水する場面もあった。


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政府による解除発表後、初めての週末。
韓国メディアによると、5月に始まった市民の抗議集会としては最大規模となった。
参加者は、李明博大統領の「退陣」を要求するシュプレヒコールを上げながら行進、反政府デモの様相を呈し、軍人出身政権以降では異例の事態といえそうだ。


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警察当局は機動隊員ら1万人以上を動員して厳戒態勢を敷き、韓国メディアによると市民ら64人を拘束。
警察との衝突で失神し病院に運ばれる人もいた。
ソウルの集会を主催した約1700の市民団体とインターネット愛好者のグループが「十万人規模」を目指し、ネットや携帯電話のメールで広く参加を呼び掛けた。


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集会では牛肉問題に限らず、李大統領の国政運営全般を批判する市民も目立った。
これまでに開かれた集会では、参加者の一部と警官隊との集会後の衝突などで、30日までに200人以上が逮捕・拘束されており、さらなる混乱を懸念する声も出ている。
ソウル以外では同国南部の釜山や済州島、南東部の大邱、南西部の光州、中西部の大田などでそれぞれ数千人から数百人が集まり、計1万5千人を超えた。


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080531 あうんの呼吸で日本が最終判断 駐中国大使

2015-03-27 10:57:27 | 中国
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’08/05/31の朝刊記事から

あうんの呼吸で日本が最終判断 駐中国大使

【北京30日佐々木学】宮本雄二駐中国大使は30日、北京の日本大使館で記者会見し、四川大地震の救援物資空輸のための自衛隊輸送機派遣を断念したことについて、「中国側から国内状況の説明があり、あうんの呼吸で日本側が最終判断した」と述べた。


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中国側との詳細なやりとりは明らかにしなかったが、中国政府が国内に残る厳しい対日感情を考慮し、受け入れに慎重になったのが理由であることを示唆した。

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宮本大使は「中国社会の日本への感情は複雑」と指摘。
胡錦濤国家主席の訪日や、日本の国際緊急救助隊の活動を受け、対日観に好転の兆しはあるものの、「根本的に変わったわけではない」との認識を示した。


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080531 日本の過熱報道批判 一部中国紙

2015-03-24 20:45:38 | 中国
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’08/05/31の朝刊記事から

日本の過熱報道批判 一部中国紙

【北京30日佐々木学】日本政府が中国・四川大地震の被災者救援のため検討した自衛隊輸送機の派遣を断念したことについて、一部の中国紙は「日本メディアがあおり立てた」と過熱報道を批判した。
反日報道で知られる「環球時報」は30日、自衛隊機派遣をめぐる日本での一連の報道について、「もともと救援物資の輸送手段の問題を軍事色の濃い敏感かつ複雑なものにした」と指摘。
派遣が決定したかのような報道を「誇張とセンセーショナリズムによるもので、日本メディアの不健全な姿勢の表れ」と非難した。


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自衛隊機派遣をめぐる一連の動きについて、人民日報や新華社通信、中国中央テレビなどの主要メディアは一切報じていない。
一部の大衆紙は、中国外務省報道官の話として、「両国の防衛部門が協議中」とのみ伝えた。


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中国のウェブサイト上では、派遣に対する単純な賛否のほか、「支援に感謝するが、日本が真に中国の友人であるなら、われわれの気持ちを理解してほしい」という意見も寄せられ、日本に対する中国人の複雑な心情をうかがわせた。

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080531 自衛隊機派遣断念 情報漏れ「計画」頓挫

2015-03-23 11:17:17 | 災害
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’08/05/31の朝刊記事から

自衛隊機派遣断念 情報漏れ「計画」頓挫

中国・四川大地震の被災者支援のため検討していた自衛隊機派遣は30日、正式断念となり、日中間での協力関係構築の困難さが浮き彫りとなった。
政府は歴史問題を背景にした中国国内の情勢を断念理由とするが、一連の経過をたどると、政府内の稚拙な対応も一因となったことは否定できない。



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政府 稚拙対応で迷走
中国側から救援物資提供の要請があったのは27日。
要請は中国国防省担当者から、北京の日本大使館駐在の防衛駐在官を通しての「武官ルート」で行われ、同日中に外務省に打電された。


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武官ルート
自衛隊と中国人民解放軍は昨年から本格化した防衛交流で、信頼関係が増し、中国側は自衛隊機による輸送を否定しなかった。
ただ災害派遣要請は、外交当局同士で行われることが通例。
防衛省は首相官邸や外務省に「中国政府の正式な要請なのか確認する必要がある」と付言。
外務省は「武官ルートも正式な大使館ルート。きちんとしていた」(幹部)として、翌28日から外交当局同士で支援物資の必要量や輸送手段の調整が本格化した。


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官邸が意欲
官邸サイドにも中国側の要請は伝えられ、官邸は自衛隊機派遣実現に意欲を示した。
しかし詳細が固まらないうちに情報漏れ。
同日昼過ぎのテレビニュースで自衛隊派遣の一報が報じられた。


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これにより「水面下で準備を進め、中国政府の要請を受けて、日本政府は受託。自衛隊に派遣命令を出す」(政府筋)という両国が思い描いた計画は頓挫。
中国国内のウェブサイトには派遣反対の書き込みが増え、中国側も世論に配慮せざるを得なくなった。
防衛省は28日中には派遣隊員の人選を済ませ「30日までに派遣命令が出る」(幹部)と準備を進めていたが、命令は幻に終わった。


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分析不足も
外務省は情報リークは官邸サイドからとみて官邸の情報管理を悔やむが、反日世論を受け中国政府内に受け入れ慎重論が台頭するところまで分析し切れていたかは疑問もある。
訪中していた斎木昭隆アジア大洋州局長は29日、武大偉外務次官と会談し、巻き返しを図ったが、受け入れに前向きの返事は得られずじまい。
その時点で派遣に前のめりだった官邸もあきらめ、善後策では「両国の調整の結果、自衛隊機は使わないことにする」(官邸)ことで落ち着いた。


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