’08/09/24の朝刊記事から
台湾軍が本格演習 馬政権で初
【台中(台湾中部)23日共同】中国軍の侵攻を想定した台湾軍の軍事演習「漢光24号」が23日、台中県の清泉崗基地で報道陣に公開された。
漢光は毎年恒例の本格的な演習だが、対中関係改善を掲げる馬英九政権発足後では初。
馬総統は台風警戒のため観閲を取りやめた。
この日公開された演習は、敵の空挺部隊から基地を守るとの想定で実施。
火力が使われず例年に比べ小規模で、中国側に一定の配慮を見せたといえるが、実践的な場面を強調した演習を行うことで防衛力増強の意思もアピールした形だ。
演習では地上で煙幕を張ったり、上空から攻撃ヘリコプターの支援を受けながら空挺部隊の活動を阻止し、基地を防衛する訓練を展開した。
撮影機材
Kodak DC4800