道後公園をわずか7分で出て向かった先は、「日本書紀」にも登場する古くからの温泉・道後温泉です。
道後公園を出た途端、観光客でにぎわう道後の街並みへ。
「道後」と掲げられたアーケード街の前には、坊っちゃんカラクリ時計なる時計があります。
しかし松山駅13時34分発の伊予西条行き電車に乗る予定の私は、わき目も振らず、目的のあの建物へ急行。
夏目漱石の「坊っちゃん」で、作中の主人公が風呂場で泳いだ(そしてそれを学徒に見られ、学校でからかわれた)という・・・
道後温泉本館【国指定重要文化財】です。
水曜どうでしょうの最初の旅企画「サイコロの旅」で、どうでしょう班が最初に来た地が松山。
深夜バス「オレンジ号」に乗せられてやってきた彼らは風呂に入りたかったらしく、ここ道後温泉の本館にやって来たのでした。
不条理に松山まで運ばれた若かりし日の大泉さんは、本館わきの「写るんデス」の自販機の前で豪快にころび、
「帰してくれんかぁ」
と心からのボヤキを披露します。
大泉さんがころびボヤいた現場は「夢蔵人」なるこじゃれた雑貨屋さんになっていました。
道後温泉に浸かって「ぬぅわぁ~」と雄たけびをあげることなく、早々に道後を後にしました。
次に向かうは、謎のまち・石仏のまち 臼杵!
ではなく、急いで松山駅に戻ります。