鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

ダチョウ王国・第3章~購入!年間パスポート

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 2 月 9 日 ( 土 )

午 後 2 時 4 8 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム



ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を
ハイハイ、この日もカピバラですよ~。

この日ダチョウ王国に到着したのは、午後3時前。
冬季の閉園時刻は午後4時なので、我々はただちにカピバラのもとへ直行・・・・・・しません!



入場料大人1,000円の南のまきば
直近4週間での入場は3回と、ちょっと度を超えてるんじゃないのと云いたくなるようなならないような・・・。
それほどにわが女王様にとってはお気に入りの場所となっていたのです。

「ダチョウ王国で思いっきりカピバラともふもふして、そのあとにパピコに会いに行くのが最上の休日」

わが女王様はこのようにおっしゃいます。
それならば年間パスポートをつくってしまったほうがよいのではないか。
そう考え、今回ついに年パス購入に踏み切りました。

年間パスポートは、大人2,800円。
有効期間は1年間で、購入して即日行使できます。
年パスの使用条件として、動物のエサをひとり1個購入する必要があります。
動物のエサである野菜バケツは、1杯700円、2杯だと1,000円となっているので・・・
我々の入場料&エサ代は、従来3,000円だったものが、エサ代のみの1,000円となるわけですね。

年間パスポートに表示される顔写真を撮影。
顔写真で身元を確認するため、年パスの第三者への譲渡や貸与はできないようですね。



年パスを作成して、カピの柵に直行!



相変わらずダチョウ王国のカピバラは元気です。
女王様にエサをねだって、このとおり。
ダチョウ王国へは、我々は汚れてもいい服装で行っています。





大家族になったダチョウ王国のカピバラたち。
彼らはエサを発見するや、ゆっくりとにじり寄ってきます。
エサの野菜よりもエサが入っているバケツに反応しているようなので、柵に入ったらまずバケツを高いところに引っ掛けておくといいでしょう。

 

11月に生まれた赤カピたち。



赤カピたちもほかのカピと同様、大家族の群れの中に入り混じるようになりました。



飼育員さん、隔離されている柵に用事があるようです。
カピたちは飼育員さんの後を追い、集結していました。



隔離されている柵の中に、カピが1頭。
お父さんカピバラ・ミッチーさんで、赤カピをはじめ多くのカピのパパ。
これ以上カピが増えると容量を超えてしまうので、繁殖制限ということでミッチーパパは隔離されているのです。
欲求不満なのか、ときたま柵の中で暴れています。


時刻は午後3時30分を過ぎ、陽が傾いてきました。
あと30分で閉園時刻を迎えます。

  





哀愁漂う、斜陽のカピバラ。
彼らは沈みゆく夕陽を見て、何を想うのか。



日はさらに沈み、カピバラの柵に冷たい影が差しています。
カピたちが集まって・・・



 



家族全員14匹が集まり、「カピ団子」
あ、お父さんを除いた14匹ですね。







「こんな感じの餅菓子があったよなぁ~」と思いつつも、はじめての「カピ団子」にちょっと感動してしまいました。



「カピ団子」、解散!



赤カピちゃんが1匹後れてしまいましたが、無事小屋に戻ることができました。



閉園時刻となったので、我々はいつもの場所へ。




午 後 6 時 1 2 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




のんびり屋さんのパピコさん。
きっとあのダチョウ王国の群れの中では暮らせないんだろうな・・・。






ダチョウ王国・第2章~赤カピ成長譚

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 1 月 1 9 日 ( 土 )

午 後 1 2 時 0 8 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム



ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
この日はついにダチョウを見ることなく、直接みなみ(南)のまきばに向かいました。



ダチョウ王国に到着したのは正午過ぎ。





カピバラさんは正午から午後1時までは「休憩」ということで、柵の中には入れません。
柵越しでカピバラさんとふれあいをすることに。
「休憩」とはいいますがえさやりをすることは可能で、カピバラさんたちはしっかりとガッツリとえさを食べてくれます。


さて、カピバラさん休憩中のあいだは他の動物さんたちも見ていきましょう。



生まれて間もないアルパカジャムくんと、園内を歩いていきました。



同じアルパカの赤ちゃん・ジュリエットちゃんとともに、お馬さんの柵へ。



白いジュリエットちゃんは、白いお馬さんがお気に入りらしい?!



午後1時前でしたが、カピバラの柵に「入れます」という掲示がかかったので、中に入ります。







生まれたばかりで丸っこかった赤カピは、1週間たってシャープなフォルムになっていました。
シャープといっても、まだまだコロコロ感(?)が抜けていませんね。

生まれたばかりの赤カピは口元に野菜を授けても逃げるばかりでしたが、1週間たって野菜も口にするようになりました。





まだまだ母カピの乳から離れられそうにありませんね。

赤カピ・・・明らかにそうじゃないのが1匹。
この母カピは初産だそうで(飼育員さん談)、大きい子カピの母ではありません。
それでも子カピは当たり前に乳を求め、母カピは当たり前に子カピ(実子じゃないから「小カピ」?)に乳を授けます。
カピバラは群全体で子育てをするそうで、乳が出るメスのカピは自分の子であるかを問わず、平等に授乳するのだそうです。


この日は飼育員さんといろいろな話を伺いました。

このカピバラは、父は誰で母は誰で、そして配偶者は誰で子は誰で・・・などの血統。
そしてどこどこの動物園でいついつに生まれ・・・など。
飼育員さんはしっかり把握していて、その話にしっかりついていく女王様

なぜカピの血統を覚えているのか尋ねると、近親相姦(インセスト・タブー)を回避するため」なのだそうです。
なるほど、カピバラの繁殖においては注意すべき重要事項ですね。


 

赤カピちゃん2匹は、早めに小屋に戻っていきました。





青空と紅葉、そしてカピたちとのふれあいを存分に楽しみ、ダチョウ王国を後にしました。




午 後 6 時 3 1 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




この日もパピコをもふもふして、2週連続のカピバラ三昧の休日は過ぎていきました。






ダチョウ王国・第1章~赤カピが生まれたよ!

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 1 月 1 2 日 ( 土 )

午 後 1 2 時 5 9 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム





ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
カピバラを含む動物たちが飼育されているみなみ(南)のまきばに向かいます。

みなみのまきばは、入場料大人1,000円です。
そして動物のエサとしてバケツで野菜を売っており、1杯700円、2杯だと1,000円となっています。
我々は入場料2,000円とエサ代1,000円を支払い・・・

「ハッピ~ハロ~ウィ~ン!」



ハロウィン企画で余ってしまったというお菓子をゲットして、中へと入っていきます。







他の動物には目もくれず、カピバラの柵へと直行。



カピバラを思う存分もふもふして、





うっとりさせてゴロンさせる、通称「カピ転がし」

 

我々にとって「ダチョウ王国」はダチョウ王国ではなく、「カピバラ王国」なのです。



さてこの「カピバラ王国」は細長いエリアで区切られていて、入口から奥に向かって下り坂になっています。



こちらは入口・・・おやおや、カピが大勢で待ち構えていますね。
彼らは「王国」に人が来るたびに「エサがもらえる」ことを理解しているので、入口近くに集まってきます。
そして一部のカピは、扉が開くタイミングを見計らって、「王国」から脱走しようとします。
飼育員や心ある来園客が、カピを連れ戻す際にエサでおびき寄せる・・・すなわち脱走に成功したらエサを得られることを覚えているようなのです。

「王国」に入国する際は、カピの動きに万全の注意を払う必要があります。




「王国」の奥には、カピバラ小屋が建っています。
そして小屋のさらに奥には、柵で仕切られたエリアがあります。
このときは飼育員氏がエサを与えていました。



それぞれ思い思いにエサを食べるカピたち・・・ですが、ところどころで喧嘩が勃発します。



桶に入っている子カピと、外からエサを食べる中カピ。
中カピはエサの独占を狙って子カピを追い出そうとし、ここでも喧嘩が発生。
中カピが勝つかと思いきや、子カピが桶を死守して一歩も譲りませんでした。
当時この子には名前がまだなかったため、私はアマゾネスとか巴御前とか好き勝手に呼んでいました。


さてこの日の主役は、アマゾネスではなくこちら。





赤カピだぁ~!

奥のエリアに隔離されているお母さんカピ。
その母から離れまいとしている2匹のカピ。
この2匹、なんと11月12日当日に生まれたのだそうです。



生まれたばかりの赤カピは、野菜などのエサを食べることはできず、もっぱら母カピのお乳を飲みます。
手持ちのキャベツをあげようとしても、赤カピたちはただ逃げていくだけでした。



柵の外から別のカピがやってきました。
赤カピに興味津々でしょうか?



赤カピは野菜を食べられませんが、母カピは野菜が食べたくてしょうがありません。



柵越しの我々に「立っち」する母カピ。
おぉ、赤カピを踏まないように気を付けて・・・・・・!



赤カピは終始母カピのそばにいたので、母カピは慈愛の眼差しを向けているかのようです。
子を想う親の気持ちは、いつ見てもいいものですね。
この日は赤カピをもふもふすることはできませんでしたが、私も女王様も大満足です。




午後3時を回りました。
カピたちが斜陽の光を浴びています。
この黄昏に、カピたちは何を想い何を考えているのか・・・いや、何にも考えてなかったりして。

冬季の閉園時刻は午後4時なので、我々もそろそろ王国から出国します。



アディオス、ダチョウ王国!




午 後 7 時 1 4 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




この日もパピコをもふもふして、カピバラ三昧の休日は過ぎていきました。






カピバラ革命勃発

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 月 3 日 ( 月 )

午 後 5 時 5 8 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば



令和4年新春、正月休み最終日。
年末年始を麻雀大会と実家で過ごした私は、この日の午後に柏の本拠地に戻ったのでした。

一方、年末年始は柏の本拠地に釘付けだった女王様
「正月疲れ」はピークに達しており、帰ってきたばかりの私にドライブに連れ出すよう、強く希望されたのです。

とりあえず「パン屋めぐり」でもしようか。
それならば女王様も納得するだろう。

そう考えた私は、当時の「柏ナンバーのかわいいクルマ」をもって「パンの街」といわれるつくばへ。
アイフォンさんであらかじめ調べておいた、パンの名店をめぐることとしました。




そしてやってきたのが、イオンモールつくば
ここには「ペニーレイン」という名店があったのですが、この時間でパンはほぼ売り切れ。
ただただ手ぶらで帰るのも勿体ないということで、モールの中に入ってみることにしました。


「ペニーレイン」側からモールに入ると、すぐ目の前にあるのがペットショップPETEMO(ペテモ)
そしてその隣りにあったのが、「もふもふふれあい動物園」です。
そこで目撃したのが、



決して広くはないながらも、そのワンフロアを自由に闊歩するカピバラ・パピコでした。

パピコの姿をご覧になった女王様
その御心でなにかが弾けたのでしょうか。
パピコに吸い込まれるかのように、女王様は動物園入りを強く主張されたのです。
動物好きの女王様でしたが、それだけではない、言葉では形容しがたいなにかに揺り動かされるように。



傍から見れば、どの動物園にもいるカピバラのようです。
しかしこちらの飼育員のおねいさまが、パピコの魅力を上手に語ってくださいます。



おねいさん「お手」をするパピコ。

カピバラの知能レベルは高く、このような芸も覚えることができるのだといいます。
パピコは「お手」のほかに「おかわり」「立ち」「お回り」「臥せ」も習得しているのだとか。







各地の動物園を訪れたことがある女王様でも、カピバラを触ったのは初めてのことだったそうです。
初めてのふれあいで、完全にパピコの虜になってしまったようです。





こうして、令和4年初頭のカピバラ革命が勃発したのでした。


女王様と私は、赤い国からの災厄に冒された週を除いた毎週末、欠かさずにつくばを訪れることとなります。


そして女王様カピバラへの欲求(リピドー)は、これに留まりません。
他の動物園のカピバラも見てみたい、そのような想いを抱くのに多くの時間は要しませんでした。



「すべての権力をソヴィエトへ」ならぬ、「すべての休日をカピバラへ」

諸国のカピバラたちとの出会いと、パピコの様々なすがたを、ここに記録してまいります。



「すべての休日をカピバラへ」

ダチョウ王国・第1章~「赤カピが生まれたよ!」
ダチョウ王国・第2章~「赤カピ成長譚」
ダチョウ王国・第3章~「購入!年間パスポート」
ダチョウ王国・第4章~「クリスマスはカピバラ三昧」
参拝!カピバラ神社
ダチョウ王国・第5章~「初カピ詣で」
カピバラ革命1周年
▲袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁・第1章~「真逆」(鋭意編集中)