準備し祈ってまいりましたM教会牧師であられるC・T先生をお迎えしての信徒研修大会が開かれました。ご講演は「教会学校:互いに育ち合うために・・・教会の使命の中で」という題で、ご経験を踏まえての貴重なお話を伺うことができました。
まず、ご自分のM教会の新会堂建築について、教会の目指すところ&ミッション(この地にたてられた教会として、為すべき働き)を教会堂の「形」から考えられたということです。
教会のミッションは、マタイ4:23以下より、主イエスが「教え」「御国の福音を宣べ伝え」「病気や患いをいやされた」(礼拝、教育・交わり、伝道、世への奉仕)ということです。その働きの中で「礼拝」がすべての原点にあるということです。
次に、M教会の教会学校について大変参考になるお話を聞きました。
その中で特に心に留まりましたのは、「分級の目的は、聞き合う訓練、言葉化する訓練。教会学校奉仕者は、発題者というより「司会者」であることが第一。ともに聖書を聞く(発言を引き出し、深めていく役割。言葉のキャッチボールを目指して)」「分級奉仕者は、細かな聖書研究ではなく、心に残った言葉の分かち合い、発言をつなぐ役割」という点です。これは現在大阪教会で行なっています「応答のとき」や「祈祷会での聖書の学び」に共通することです。司会者とクラスのメンバー相互にこういった理解を持つことは成長につながることでしょう。「新しい人をどう招くか。言葉化することが苦手な人、負担な人は・・・」との課題は残りますが。それでも「祈り、おぼえている」ということを姿勢で示し続けていくことで、リーダーだけでなくクラス相互の信頼関係が築かれていくように、ともに祈り合い、前進することできたらいいなと、新たな思いをいただきました。