昨日7月1日、政府は「集団的自衛権の行使ができるという」現憲法を解釈変更(事実上、解釈改憲)する閣議決定を行いました。
安倍首相は「戦争に巻き込まれることはさらになくなった」と述べられましたが、果たしてそうでしょうか。逆に、武力行使により殺し、殺される機会が多くなり、その可能性が高くなったといえます。日本は戦後70年憲法9条によって、殺し、殺されることなく中東、東アジア周辺諸国との平和的な関係は築かれてきました。平和憲法は今も脈々と生き続けています。それを、集団的自衛権の行使容認によって壊すことこそ、大きな損失といえるでしょう。
聖書の「武力によって平和が築かれない」という使信を素直に聴き、信じ、平和の主イエスに従って生きることこそ、平和を築く道と信じます。平和憲法の精神が暗い闇世にあっても輝きを放ち生き続くために、祈り求めてまいります。