札幌の雪まつりはメジャーですが、こちらも地味ながらなかなか趣きがあるのが、「小樽雪あかりの路」です。
オヤジの邪推ですが、寂れる一方の小樽が何とかメジャーな札幌雪まつりで集まるお客様に一足伸ばしてもらおうと始めたコバンザメイベントに違いありません。57回を迎える札幌に比べ、今回が7回目の小樽ですが、なかなかどうして町のイメージと雪あかりのイメージがピッタリと会っていて、寂れ感をむしろ逆手にとっているところはお見事っ!
コンセプトは、「灯火の数だけ愛がある。」ですよ、なかなかでしょ?
今回小樽運河で凍える手に鞭打って、自ら手ブレにもめげず撮影した画像ですが、やはり画像ではダメですね。この何ともいえない切なく寂しい、でもろうそくの炎に暖かさを感じてしまう雰囲気は、氷点下8度の冷たい空気と舞い散る粉雪の中でゆらめく灯を実際に見て肌で感じてこその「愛」です。
札幌は明日でフィナーレですが、小樽は来週日曜まで。まだ間に合いますよ。