ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

目は口ほどにものを言い

2006年11月25日 | 私事
昔から「目は口ほどにものを言い」と言われますが、コミュニケーションは決して言葉のやりとりだけではないことは、かつて研修部署にいた頃に勉強しただけでなく、最近いろいろと振り返らされる機会がありました。

例えば、会議の最中に携帯片手に部屋を出て行く人がいます。
得意先でも商談中に商談相手の方で携帯が鳴ると、「失礼」とは言いながら携帯の相手と話始めることがほとんどです。
でも言葉では「失礼」と言いながら、目の前の相手を前に携帯に出ることは、そのまま貴方の方が優先順位は低いんだよと言っていることと同義、まさに「失礼」です。

偉そうに言っていますが、反対にオヤジ自身がやってしまう時もあります。
会議でも資料を片付け始める所作が始まれば、「さあ、このあたりで切り上げましょう」のサインですし、面会でも時計をしきりに見れば「そろそろお帰りください」のサインです。たとえ自分自身にその意思に対しての明確な認識が無くても、潜在的な意識が行動させたりします。

最近受けた研修でもこの両方を実際に敢えて体験する実習をしましたが、「する方」がどんなに注意したつもりでも、「される方」にはそれがよく見えてしまうということです。
これはかなり怖いことです。「される立場」になると見えるのに、割合と簡単に「する立場」に回って、「される立場」の敏感さのことに気が付かないんです。

少なくとも場をいっしょにしている時には、目の前の相手に集中すること、そうしないと相手には間違いなくこの人の意識は他のところにあるな・・・と察せられることを忘れてはいけませんね。

ホント、注意しなければ。。。
コメント
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