ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

オザワがオザワに

2009年12月10日 | 音楽
<世界のオザワが日本のオザワに陳情>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年12月9日

 世界的な指揮者の小澤征爾さんが9日、国会内に民主党の小沢一郎幹事長を訪ね、「民間のオーケストラは貧乏だ。財団がないとお金が入らないシステムを変えるべきだ。財団には天下りもあり、国立劇場の中にも音楽を全く分からない役人がたくさんいる」と述べ、無駄の排除とオーケストラ関連の予算確保を訴えた。

 これに対し小沢幹事長は「よく分かりました。政府に伝えます」と応じた。

 陳情の冒頭に小沢幹事長が「同じオザワだね。こっちは一番評判が悪いほうで…」と苦笑気味に語ると、小澤さんは「同じ名前だから前から非常に興味を持っていました。僕も音楽界で嫌われているから同じだ」と応じ、意気投合していた。
-------------------------------------
オヤジにも関わりの深い分野です。

民間に任せるべきだとのことで大きくナタを振り下ろされました。
地方の子供たちが生の音楽、楽器に触れる機会もこれで出来なくなる可能性が高いです。

マニフェストとはいえ、高速道路をタダにするためにこういった地味で地道に続けてきた事業、しかもやたらとカネがかかるものではないものが、門外漢に簡単に切られるのは切ないですね。
完全な民間ベースとなると今広がった裾野は急速に縮まざるを得ません。恐らく、地方のプロオケは全て存立し続けられなくなるでしょう。

さすがマエストロ小澤は、ポイントを付いています。
助成金を切るのではなく、それを運営するだけのために音楽も解らない人たちがたくさんくっついて手続きを煩雑にしているところの簡素化のコストダウンに目を向けてもらいたいものです。

我が関心事となると何と勝手なと思う方もおられるとは思いますが、もしご賛同いただければ、是非文部科学省に反対意見メールのご協力をよろしくお願いします。2通です。12月15日が締切で、以下の要領になります。

■1通目
 件名:事業番号「4」事業名「文化関係1-独立行政法人日本芸術文化振興会」
 内容:『芸術創造活動特別推進事業助成金の削減・廃止に反対します。』
という一文を入れて構成してください。この一文だけでも構いません。

■2通目
 件名:事業番号「5」事業名「文化関係2―芸術家の国際交流(学校への芸術家派遣)」
 内容:『本物の舞台芸術体験事業の廃止に反対します。』
という一文を入れて構成してください。この一文だけでも構いません。

 2通とも宛て先は下記です。
  アドレス:nak-got@mext.go.jp 担当官:中川正春文部科学副大臣 後藤斎文部科学大臣政務官

《注意点》
・様式は自由ですが、必ず「件名(タイトル)」に事業番号、事業名を記入して下さい。
・署名の扱いなので住所、氏名を入れて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする