ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

なぜ停車?

2009年12月07日 | 時事
<「なぜ上越駅高速通過?」機構に申入書 新潟>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年12月7日

 新潟県は7日、北陸新幹線(長野-金沢間)の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、上越駅(仮称)が高速通過できる設計になった具体的な理由の説明を求める申入書を郵送した。

 上越駅について同県は、同新幹線を運行するJR東日本と西日本の境界駅に当たり、安全上の見地からも本来すべての列車が停車して乗務員を交代すべきだと主張。これまでも、高速通過できる規格で設計された理由の説明を求めてきた。

 上越駅に各駅停車タイプの列車しか止まらない場合、直江津から東京までの所要時間は2時間45分~3時間。現行のほくほく線「はくたか」と上越新幹線「とき」を利用した平均2時間15分より遅くなり、資金負担をするメリットがないとして同機構に工事認可申請の取り下げを求めている。
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新幹線と言えば、かの岐阜羽島駅が生まれた某政治家の我田引鉄は有名な話です。
新潟県と言えば、何故上越新幹線が東海道、山陽の次に東北と同時だったのか、それもそもそも時の権力者の賜物でもあったワケです。

そんな新潟県の気持ち、解らないでありませんが、境界駅だから全列車止めるべきだとなったら、全国のJRの境界で特急から全ての列車を乗降客の多少に関係無く止めなければならないか・・・

まさか新幹線だから特別だってことはないでしょう。

どの新幹線にも「こんな所に新幹線の駅かよ・・・」というところがあります。
勿論、線路だけ通って素通りされる地元の気持ちはあるでしょうが、少なくとも駅は出来て、その周辺地域は間違いなく恩恵を受けるはずです。
北陸と首都圏をいかに短時間で結ぶかが犠牲になっては、それこそ北陸新幹線を何故建設するのかも問われてきます。

地元負担の在り方の課題は課題として、あまり我田引鉄的な要求は、周囲の共感は得にくいと思いますけどね。
コメント
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