ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

夢の超特急

2009年12月12日 | 戯言
<リニア中間駅、6駅で総額5900億円 地元交渉難航か>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年12月12日

 JR東海は11日、リニア中央新幹線の駅の建設費の試算を公表した。同社は、始発・終着駅となる東京(品川)、名古屋、大阪(新大阪)以外にも、沿線6県に1駅ずつ中間駅を置く方針。地上駅となる山梨、長野、岐阜、三重の4県の地元負担は、1駅あたり約350億円、地下駅となる神奈川、奈良両県は各約2200億円の見込み。地元との厳しい交渉が予想される。

 JR東海によると、駅の建設費自体は、6駅の総額で約5900億円。地上駅が約460億円、地下駅が約2500億円と試算した。各駅とも二つのホームと4本の線路を持つ構造。地下駅は、大規模な掘削や昇降機の設置が必要となるため、地上駅に比べて割高になる。

 中間駅の建設費のうち、東京―名古屋―大阪の直行型が通る本線の部分は、同社が負担する。それ以外のホームや、乗降のために必要な線路2本などの費用は、「受益者負担」として地元に求める。

 この地元負担の方針については、沿線各県では、知事らが「乗客の乗降にかかわる部分はJRが持つべきだ」「JR側の考えに過ぎない」と批判するなど、反発が強い。

 しかし、同社の宇野護執行役員は11日、報道陣に「全額地元負担の方針に変わりはない。今後、各自治体と具体的に協議していきたい」と話す。税収が落ち込むなか、各自治体の財政事情は苦しい。巨額の負担を巡り、沿線自治体との間で、厳しい交渉は避けられそうもない。(伊沢友之)
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夢の超特急ですがシビアな話です。

JRはかつて政治に翻弄され、結果的にツケを払わされた国鉄時代の二の舞を踏むまいと民間会社として応分負担を求めています。
結果的に負担が嫌なら素通りしますってことですかね。それはそれで、鉄道収入にも影響するとは思いますけど。

一方で駅を作れ作れと要望したり、路線を曲げてでも立ち寄れと言いながら、その費用負担はどうするの?って感じたりもしてました。

民間ではありながら社会インフラを担う事業の在り方ってのは、民間の論理と一見公共の論理とが交錯せざるを得ない点で難しいと思います。

ま、果たしてオヤジの生きているうちに完成するかどうか・・・
こういった計画は遅れるのが常ですから。
コメント
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