台風の進路とにらめっこしながら上京しました。
今の予想どおりなら、予定していたイベントは少し形を変えますがギリギリセーフで実施というところです。
一昨日からの調整作業も大変だったので、何とかやってしまいたい。
それにしても10月下旬に2つの大型台風の接近とは・・・トホホ。
さて、馴染み深いホテルだけにこれは本当に残念でした。
馴染みだけに、起こってしまったことは仕方ないとしてその後の対応は報道を見る限り関西の老舗ブランドらしからぬお粗末さを感じます。
小林一三が生きていたら激怒するでしょう。
「知っていたけど言い出せなかった」としたら、お客様よりも社内を重視する内向きの企業風土だと吐露しているようなもの。
「なぜ注文してしまったか、わからない」となると、これはもう仕事に対する責任感の放棄としか受け取れません。
ブランド価値を守りたいがために出てくる咄嗟の言葉なのでしょうが、却ってブランドへの信頼を崩壊させています。
まずは正直に何が起こったのか、何故起こったのか、そしてこれからどうするのか。
この自浄努力が示せるかどうか、ここがブランド価値を守り、信頼回復のためのキーだと思います。
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<食材偽装、認識しつつ発注も…阪急阪神ホテルズ>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2013年10月23日
阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)が運営する8ホテルのレストランなどが提供した料理がメニュー表示と異なる食材を使用していた問題で、ホテル側がメニューと異なる食材と認識しながら仕入れ業者に発注していたケースがあることがわかった。
同社は、これらの虚偽表示は景品表示法に抵触する恐れがあるとして消費者庁に報告。同庁は「事実確認を行う」とし、調査に乗り出す考えを明らかにした。
同社によると、大阪新阪急ホテル(同)では調理師数人が同社の調査に対し、「誤表示になると知っていたが言い出せなかった」と釈明。責任者はメニューと異なると把握していたことを認め、「なぜ注文してしまったか、わからない」と繰り返したという。
同社は22日、出崎弘社長ら取締役8人の役員報酬を減額する方針を固めた。11人の執行役員については、けん責処分とする方針だ。社会的な影響の大きさを考慮し、経営責任を明確化する。
親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)の角和夫社長も取締役を務めているが、阪急阪神ホテルズからは報酬を受け取っておらず、HDの役員報酬返上を検討する。
◇
阪急阪神ホテルズの井上豊・営業企画部長と奥村隆明・総務人事部長は22日、大阪市内で記者会見を開き、「信頼を裏切ってしまい、誠に申し訳ない」と謝罪した。
担当者間の連携不足については「部門間の壁があったうえ、適正表示についての理解や知識があまりにもなかった」と述べ、「(景表法上の違法性を)知っていたわけではない」「不当に利益を上げようとの意図はなかった」と強調した。
一方で「お客様からの信用は失墜したと思う。予約のキャンセルも想定され、営業面への影響は避けられないだろう」とうなだれる場面も。今後、チェック体制の強化や従業員研修の徹底を図ると締めくくった。
今の予想どおりなら、予定していたイベントは少し形を変えますがギリギリセーフで実施というところです。
一昨日からの調整作業も大変だったので、何とかやってしまいたい。
それにしても10月下旬に2つの大型台風の接近とは・・・トホホ。
さて、馴染み深いホテルだけにこれは本当に残念でした。
馴染みだけに、起こってしまったことは仕方ないとしてその後の対応は報道を見る限り関西の老舗ブランドらしからぬお粗末さを感じます。
小林一三が生きていたら激怒するでしょう。
「知っていたけど言い出せなかった」としたら、お客様よりも社内を重視する内向きの企業風土だと吐露しているようなもの。
「なぜ注文してしまったか、わからない」となると、これはもう仕事に対する責任感の放棄としか受け取れません。
ブランド価値を守りたいがために出てくる咄嗟の言葉なのでしょうが、却ってブランドへの信頼を崩壊させています。
まずは正直に何が起こったのか、何故起こったのか、そしてこれからどうするのか。
この自浄努力が示せるかどうか、ここがブランド価値を守り、信頼回復のためのキーだと思います。
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<食材偽装、認識しつつ発注も…阪急阪神ホテルズ>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2013年10月23日
阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)が運営する8ホテルのレストランなどが提供した料理がメニュー表示と異なる食材を使用していた問題で、ホテル側がメニューと異なる食材と認識しながら仕入れ業者に発注していたケースがあることがわかった。
同社は、これらの虚偽表示は景品表示法に抵触する恐れがあるとして消費者庁に報告。同庁は「事実確認を行う」とし、調査に乗り出す考えを明らかにした。
同社によると、大阪新阪急ホテル(同)では調理師数人が同社の調査に対し、「誤表示になると知っていたが言い出せなかった」と釈明。責任者はメニューと異なると把握していたことを認め、「なぜ注文してしまったか、わからない」と繰り返したという。
同社は22日、出崎弘社長ら取締役8人の役員報酬を減額する方針を固めた。11人の執行役員については、けん責処分とする方針だ。社会的な影響の大きさを考慮し、経営責任を明確化する。
親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)の角和夫社長も取締役を務めているが、阪急阪神ホテルズからは報酬を受け取っておらず、HDの役員報酬返上を検討する。
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阪急阪神ホテルズの井上豊・営業企画部長と奥村隆明・総務人事部長は22日、大阪市内で記者会見を開き、「信頼を裏切ってしまい、誠に申し訳ない」と謝罪した。
担当者間の連携不足については「部門間の壁があったうえ、適正表示についての理解や知識があまりにもなかった」と述べ、「(景表法上の違法性を)知っていたわけではない」「不当に利益を上げようとの意図はなかった」と強調した。
一方で「お客様からの信用は失墜したと思う。予約のキャンセルも想定され、営業面への影響は避けられないだろう」とうなだれる場面も。今後、チェック体制の強化や従業員研修の徹底を図ると締めくくった。