北海道と同列には論じられないと思いますが、ちょっとお粗末です。
折角の新車が文字通りキズものになってしまいました。(苦笑)
お客様に夢を売るには万全の仕掛けが必要です。
車両は立派ですが、線路等の設備の整備も伴って初めて列車の度は快適になります。
とりあえずは前もって判って良かったとしましょう。
それがまさに実車の試運転の目的でもあるのでしょうけど。。。
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<JR九州:ななつ星、電柱で傷 75カ所で施設基準違反>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2013年10月07日
JR九州は7日、管内の在来線で、走行の安全確保のために建造物を建設できない基準「建築限界」の内側に電柱などが75カ所あったと発表した。15日の運行開始を前に試運転していた豪華寝台列車「ななつ星in九州」の車両に電柱が接触し、その後の緊急点検で発覚した。同社は国土交通省九州運輸局に報告し、文書で指導を受けた。同社は「今後走行する車両に接触する恐れはないと確認されたが、早急に改良する」としている。
同社によると、9月15日と29日、長崎線肥前麓駅(佐賀県鳥栖市)構内で、試運転中のななつ星が電柱に接触。車体の側面上部が10〜15メートル傷ついた。30日には北九州市の鹿児島線戸畑−枝光駅間で、試運転中だった別の列車で側面のランプが、架線を引っ張るため電柱に付けられている重りに接触し破損した。いずれも接触したのはカーブ地点だった。
接触した電柱などはいずれも社内基準の「建築限界」内側に建てられていたことが判明。ななつ星に接触した電柱は31センチ、もう一つの列車に接触した重りは28.5センチ基準を超えてレールよりにあった。すでに建て替えたり、小型のものと交換したりした。
ななつ星は他の車両と比べ車体が幅広く、乗り心地を良くする目的でバネを使用しているためカーブで内側に傾きやすく、接触したとみられる。また、もう一つの列車は試験走行で速度を落としていたためカーブで傾き、突起物のランプが接触した可能性があるという。
事故を受け管内のカーブにある電柱などを緊急点検したところ、鹿児島、長崎、日豊の3路線計75カ所で基準値超えが見つかった。年内にすべてを改良するほか、基準を15センチ以上超えている箇所については、職員が常時列車の通過状況を監視するという。
基準超えの電柱は旧国鉄時代の1960〜70年代に建てられたが、当時の設計図などはなく、同社はその後、点検をしたことがなかった。青柳俊彦・鉄道事業本部長は「重大事故にはならないと考えているが、お客様に不安を与えてしまった。国鉄時代のものを確認していなかったのは恥ずかしい」と陳謝した。【黒澤敬太郎】
折角の新車が文字通りキズものになってしまいました。(苦笑)
お客様に夢を売るには万全の仕掛けが必要です。
車両は立派ですが、線路等の設備の整備も伴って初めて列車の度は快適になります。
とりあえずは前もって判って良かったとしましょう。
それがまさに実車の試運転の目的でもあるのでしょうけど。。。
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<JR九州:ななつ星、電柱で傷 75カ所で施設基準違反>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2013年10月07日
JR九州は7日、管内の在来線で、走行の安全確保のために建造物を建設できない基準「建築限界」の内側に電柱などが75カ所あったと発表した。15日の運行開始を前に試運転していた豪華寝台列車「ななつ星in九州」の車両に電柱が接触し、その後の緊急点検で発覚した。同社は国土交通省九州運輸局に報告し、文書で指導を受けた。同社は「今後走行する車両に接触する恐れはないと確認されたが、早急に改良する」としている。
同社によると、9月15日と29日、長崎線肥前麓駅(佐賀県鳥栖市)構内で、試運転中のななつ星が電柱に接触。車体の側面上部が10〜15メートル傷ついた。30日には北九州市の鹿児島線戸畑−枝光駅間で、試運転中だった別の列車で側面のランプが、架線を引っ張るため電柱に付けられている重りに接触し破損した。いずれも接触したのはカーブ地点だった。
接触した電柱などはいずれも社内基準の「建築限界」内側に建てられていたことが判明。ななつ星に接触した電柱は31センチ、もう一つの列車に接触した重りは28.5センチ基準を超えてレールよりにあった。すでに建て替えたり、小型のものと交換したりした。
ななつ星は他の車両と比べ車体が幅広く、乗り心地を良くする目的でバネを使用しているためカーブで内側に傾きやすく、接触したとみられる。また、もう一つの列車は試験走行で速度を落としていたためカーブで傾き、突起物のランプが接触した可能性があるという。
事故を受け管内のカーブにある電柱などを緊急点検したところ、鹿児島、長崎、日豊の3路線計75カ所で基準値超えが見つかった。年内にすべてを改良するほか、基準を15センチ以上超えている箇所については、職員が常時列車の通過状況を監視するという。
基準超えの電柱は旧国鉄時代の1960〜70年代に建てられたが、当時の設計図などはなく、同社はその後、点検をしたことがなかった。青柳俊彦・鉄道事業本部長は「重大事故にはならないと考えているが、お客様に不安を与えてしまった。国鉄時代のものを確認していなかったのは恥ずかしい」と陳謝した。【黒澤敬太郎】