オヤジの業界は残念ながら牛丼業界を笑うことはできません。
お客様は貪欲に安いことを求めます。競合だって仕掛けてきますから、好きなようにはさせられません。
値ごろ感が下がっていくということでますます厳しくなります。
加えて安くすれば経営上客数が必要になってきますが、コンビニ弁当を始め外食ファストフードの分野では代替がいくらでもあって、目論見どおりに量が増えていかない現実があります。
ホントに笑えないくらい切実な問題です。
他人事ではありません。
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<やめられぬ低価格競争…牛丼3社、厳しい決算>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2013年11月12日
牛丼チェーン大手3社の中間決算が12日、出そろった。
円安などによる原材料高で採算が悪化し、すき家を展開するゼンショーホールディングスと吉野家ホールディングスが、本業のもうけを示す営業利益で大幅な減益となった。
ゼンショーの営業利益は電気料金の値上げや、円安による原材料の牛肉の調達コストが、想定を上回ったことで、前年同期比51・3%減だった。吉野家も営業利益が52・1%減だった。
松屋フーズは増収増益だったが、緑川源治社長は「出店抑制による収益改善」と分析している。
厳しい決算の背景には、原材料費が高止まりするなかでも、低価格競争を続けざるを得ないことがある。
吉野家は、今年4月に牛丼(並盛り)を他の2社と同じ280円に値下げしたが、「期待ほど、客数も増えず、原材料価格も高止まりした」(河村泰貴社長)という。緑川社長は、牛丼の価格について「並盛りなら340~350円が適正価格。もう余力はない」と嘆いた。
お客様は貪欲に安いことを求めます。競合だって仕掛けてきますから、好きなようにはさせられません。
値ごろ感が下がっていくということでますます厳しくなります。
加えて安くすれば経営上客数が必要になってきますが、コンビニ弁当を始め外食ファストフードの分野では代替がいくらでもあって、目論見どおりに量が増えていかない現実があります。
ホントに笑えないくらい切実な問題です。
他人事ではありません。
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<やめられぬ低価格競争…牛丼3社、厳しい決算>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2013年11月12日
牛丼チェーン大手3社の中間決算が12日、出そろった。
円安などによる原材料高で採算が悪化し、すき家を展開するゼンショーホールディングスと吉野家ホールディングスが、本業のもうけを示す営業利益で大幅な減益となった。
ゼンショーの営業利益は電気料金の値上げや、円安による原材料の牛肉の調達コストが、想定を上回ったことで、前年同期比51・3%減だった。吉野家も営業利益が52・1%減だった。
松屋フーズは増収増益だったが、緑川源治社長は「出店抑制による収益改善」と分析している。
厳しい決算の背景には、原材料費が高止まりするなかでも、低価格競争を続けざるを得ないことがある。
吉野家は、今年4月に牛丼(並盛り)を他の2社と同じ280円に値下げしたが、「期待ほど、客数も増えず、原材料価格も高止まりした」(河村泰貴社長)という。緑川社長は、牛丼の価格について「並盛りなら340~350円が適正価格。もう余力はない」と嘆いた。