ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

大阪フィルハーモニー交響楽団第566回定期演奏会

2023年03月17日 | 音楽
ちょっとした経緯でチケットを頂いて、今宵は大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行ってきました。

前プロ2曲のソリスト、ヴァイオリニストのパトリシア・コパチンスカヤさんの演奏に感動。
オヤジは初めて。彼女についての予備知識がなかったのでホントに新鮮でした。
音量、音色ともここまでやるかというほど多彩でコントラストが際立ってました。

何よりヴァイオリンを単に弾くだけでなく、その音楽へ入り込んで踊るような激しい体の動き。
ステージ上も通常のソリストに比べると倍くらいのスペースをとってましたが、演奏しながらコンマスの真ん前に向き合ったり、客席ではなく完璧にオケの管楽器と相対してアンサンブルしていたり・・・
途中で気づいたのですが、裸足でした。知る人ぞ知る彼女の専売特許のようです。

リンクを貼ったリサイタルは明後日。
明日の午後も大フィルで今日と同じハードなプログラムをやった上で明後日は全く別プログラムのリサイタルです。
今更ながらプロは凄い・・・

そういえば、中プロで協奏曲をやった時にソリストがソロでアンコールを演奏することは多いですが、コパチンスカヤさんはカーテンコールで途中からヴァイオリンを持たずに出てこられました。
20世紀のハードな2曲プロを全力疾走でしたから、やりきりましたこれでオシマイということ。
確かにこれだけの後に一人でどんな曲ができるだろう・・・無いよなと合点しました。

メインの幻想交響曲はオヤジにとって学生時代の最初の定期演奏会で弾いた曲。
そのイメージとは全く異なるエッジの立った演奏でした。
どうしてもヴァイオリンのボーイングに目が行きますが、こりゃアマチュアじゃ無理!というスラースタカートの連続や早いパッセージでのダウンの連続など、さすが大フィルはしっかり指揮者の要求に応えていました。

そしてフェスティバルホールもまたいい音させます。
今回は1階の最後列近くでしたが、舞台上の音がとても近く、細かいニュアンスまでよく聞こえました。
満足。


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