ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

立場が替われば

2009年03月16日 | 戯言
報道番組「真相報道バンキシャ!」の報道したことが真相ではなく偽装だったという問題でテレビ局の社長が辞任しましたが、その辞任会見が下手な制限をしたために取材陣のやり玉にあがり、やり直しで2度行われるという醜態でした。

でも、マスコミなんてそんなもんです。
ちょっと前のバラエティ番組で偽装した関西のテレビ局もそうでした。
取材する立場になると絶対正義を振りかざすマスコミも、自らが取材される側になると情けないくらいのお粗末なマスコミ対応。
これでは真相なんて報道できるわけがありません。

もう一つ、AIGが注入された公的資金を幹部の高額ボーナスとして支給しようとしていたことが明るみに出て、オバマ大統領が支給停止を指示しました。
きっと幹部連中は何故?と思っているんでしょう。
バブルが弾けたのは自分たちの責任ではなく、むしろ自分達は市場混乱の被害者だと真剣に考えているんじゃないでしょうか。

市場至上主義、全ては市場という主体の無いモノに任せた挙句、その主体の無い市場の変化は市場そのものの意思として、関わる人が誰も責任をとろうとしない無責任状態につながりかねないような気がします。
儲けた時は自分たちの手柄、損をした時には市場のせい、全く手前勝手なご都合主義です。
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耳の痛い話

2009年03月15日 | 時事
今日は昼間暖房無しで過ごしました。
寒暖を繰り返しなからも仙台にも確実に春が近づいているんだなぁと実感しました。

日経ビジネスの来週号(3月16日号)の巻末コラム「終わらない話」に日本サッカー協会の川渕キャプテンが「自分の限界を問い直せ」という記事を書いています。
楽に流されているオヤジにはある意味耳の痛い話です。

(以下引用)世間に「甘え」が蔓延しているのではないか。最近、ニュースで雇用問題が取り上げられるたびにそう感じてしまう。(中略)「仕事がない」という声をよく聞く。確かに、現在の不況ではその通りだろう。しかし、自分がやりたくない仕事まで選択肢に入れて、必死になって探し回った結果、そういう結論になったのかどうか。やりたいことだけをして生きていけるほど、世間は甘くない。思う通りにならないからといって、社会に責任を押しつけるのは根本的に間違っている。(以上引用)

自分の「甘え」を振り返ると耳が痛いけれど、コラムの主旨はまさに同感であります。
公務員の前倒し募集には殺到するのに、農業だ、介護だ、警備だというと募集定員に満たない状況で、世間的には雇用状況が悪化していて社会が悪い、大企業の横暴だというのはおかしなことです。

仕事が無いワケではない、確かに仕事の厳しさの割に収入が高くない職種もありますから、何とか少しでも仕事の厳しさと収入が見合う仕事は無いかという思いもあるでしょうが、その選択は自己責任において為されるべきであって、それを社会のせいにするなとオヤジも言いたいところです。

仕事は楽しくできるに越したことはありませんが、仕事は元来厳しいものであって、楽しくないこと、辛いこと、逃げ出したくなるような困難にも立ち向かってこそ、仕事のやりがい、自己の成長に繋がると思います。

嫌な仕事を無理にやる必要はないとか、これは自分がやる仕事ではない、自分にはもっと向いた仕事があるはずだ、そういった考え方も自分の選択であり自己責任なんだということを認識するべきですし、世間やマスコミが下手な同情論でこういった甘えを正当化することのないようにしなければいけないと思います。
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東京発着ブルートレインの最後

2009年03月14日 | 時事
昨日に引き続きになりますが、東京発着のブルートレインがいよいよ今日終着駅に着くことで最後になりました。
ニュースも繰り返し取り上げ、国営放送は特別ドキュメンタリーまでやっていました。鉄ちゃんの端くれオヤジは結局全部視てしまいましたけど。。。

オヤジが時刻表を買っては一生懸命眺めていた小学生の頃は、新幹線はまだ博多まで行きついてませんでしたから、まだまだ九州は飛行機かブルートレインかの時代で、東京駅を夕方以降出発するブルートレインは、「さくら」(長崎・佐世保)、「富士」(日豊本線回り西鹿児島)、「はやぶさ」(鹿児島本線回り西鹿児島)、「みずほ」(熊本)、「あさかぜ」は3往復(博多・下関)と方面別に次々と通勤列車の合間に出発していました。加えて九州行の後、夜になると「出雲」、「瀬戸」、「紀伊」、「安芸」といった急行からブルートレイン特急に格上げになった列車が出発し、まさにブルートレイン花盛りの様相でした。

いざ廃止となるとお名残り惜しゅうということで話題にもあり、乗客も増えますが、日常は厳しい現実としてホントに空気を運んでいたんでしょう。

これだけ新幹線が便利になり、飛行機も手軽に乗れるようになって、オマケに各地にリーズナブルでクリーンなビジネスホテルがあると、わざわざガタンゴトンと揺れて音がして価格も別段安くはない列車寝台の移動は日常の移動手段ではなく、モノ好きのハレの行事なってしまったんだと思います。

今後はSLのように何かキッカケがあった時の記念列車とか、そもそも列車に乗ることが目的になるような娯楽列車で不定期でも登場することに期待しましょう。
まずは残った北国方面の「日本海」「北斗星」には頑張ってもらいたいところです。これも札幌時代に乗ろう乗ろうと思いながら、結局飛行機を使っていたオヤジです。やっぱり便利で速いのは飛行機だもんな・・・
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最後の表示

2009年03月13日 | 仕事
東京への日帰り出張でした。
朝の新幹線は前日の酔いと寝不足を補うのに絶好の時間でした。
本を読み始めて5分も経たないうちに瞬睡(なんて言葉はありませんが。)でした。

東京で風が強い中、3つの用事を済ませました。
昼過ぎから札幌生活で3年間忘れていたあの不快なムズムズ感・・・
自分が花粉症であったことを否応なしに思い出すことになりました。
やっぱり仙台と比べても東京は花粉が格段に多いようです。
点鼻薬をつけていたのでまだマシでしたが、残念ながら体質は変わっていなかったようです。(笑)

夕方、新幹線に乗るために東京駅に来た時に掲示板の下の人だかりができていました。なんと今日が東京駅発のブルートレインの最終日でした。
オヤジが乗る予定の新幹線の方が発車時間が早いので、残念ながら最後の雄姿を見届けることはできませんでしたが、これでも鉄ちゃんの端くれの御縁だと思い、最後の出発表示をカメラに納めました。

時代の流れとはいえ、やっぱり寂しさを感じます。
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会議でぐったり

2009年03月12日 | 仕事
東北6県のメンバーが交通費をかけて集まるので、様々な会議を一日に詰め込んで行います。
それぞれ手を抜いているつもりはありませんが、時々気がつくと意識が飛んでいたりします。(笑)

夕方、全ての会議が終わると、肉体労働とは違いますがグッタリと疲労が体に溜まっているのが解ります。
こういう時のビールは体に沁み渡ります。酔いのまわりも速く・・・

おやすみなさい。
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喝っ!

2009年03月11日 | 戯言
WBCの東京ラウンド最終戦は、韓国の意地を見せていただきました。アッパレだと思います。
一方で気になるのは、その直後に羽田を旅立つ監督はじめ選手達の顔のにこやかなこと、コールド勝ちのお返しで完封を喰らっていてもそんなに悔しくないんでしょうか。こちらは喝っ!でしょう。
あの優勝候補のドミニカだって1回戦ラウンドで敗退。V2は日本人が期待している程、簡単では無いと思います。

道頓堀から24年ぶりにカーネル・サンダースさんが発見されました。
ほとんどドブ川と変わらないあの程度の水路で、あれだけ大きなモノですら簡単に見つからずに今まできたというのも、現代のミステリーかもしれません。
グレーの凄まじい見てくれになっても、あのサンダースさんの笑顔は我々の心を和ませるものがあります。
これも素晴らしいブランドのパワーでしょうか。

さて、今日の仙台は風がとても強かったのですが、こんな強風の中で平気で歩きタバコをしている輩がいてオヤジは思わずムカっときました。
ただでさえ、朝の気持ち良い空気をヤニ臭くする朝の徒歩通勤時の歩きタバコで不愉快な思いをしているのに、強風で灰が周りにとんで人にかかったらどうするんでしょう。きっと知らん振りするだけなんでしょうな。
JTが一生懸命マナー広告をうっていますが、元々マナーとは無縁の人たちにはそもそも訴えそのものが響きません。
一切吸うなとは言いませんが、周りへの気遣いができない、そのために我慢ができないというのは、あまりに淋しい人だと思います。
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塩釜

2009年03月10日 | 仕事
今日は朝から仕事で塩釜へ行きました。
仙台から電車でも車でも30分ほどの距離なんですが、まともに塩釜の市街地に入ったのはこれが初めてでした。

スーパーマーケットの店頭に立ってお客様にとある商品のお試し缶の配布をしたのですが、平日の午前中だというのに店内は大変賑わっていて、家族連れや、お父さんお母さん連れ立っての買い物客が大変目立ちました。
やっぱり勤め人ではなく漁業関係のお仕事の人が多いから午前中にこの人出なのかと思っていたのですが。。。

もう一つ特徴的だったのはご高齢の方が大半だったということ、地方の高齢化の現実を目の当たりにしたように感じました。

夜、帰宅してこの記事を書くべく、ちょっと塩釜をひも解いてみると、1k㎡当たりの寿司屋の数が日本一多いそうです。もっとも今日は通り道で有名そうな寿司屋がお休みだったので、空腹に勝てずに安直に全国チェーンのラーメン屋で昼食を済ませました。

そういえば地元の蕎麦屋も休みだったなと思いながらHPを見ていたら、今日の塩釜は塩釜神社のお祭り【神事 鹽竈神社帆手祭(しおがまじんじゃほてまつり)】だったんですね。
道理で店は朝から賑わっているし、平日の割に酒を買うお客様が目立ったことに合点がいきました。

それにしても約3時間で2人がかりで約900名のお客様への配布。。。
やっぱり疲れました。
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絶妙の世論調査

2009年03月09日 | 時事
世論というのは不思議なもんです。
そんなに潔癖を政治屋に要求したってムリでしょと思っていても、世論という形になるとやっぱり要求するんだなと感じます。
マスコミもそれを解っていて、絶妙のタイミングで世論調査を仕掛けます。誰が考えたって民主党、小沢さんには逆風の時期です。

今のところは政治資金の処理の仕方の問題です。それはそれで問題なのですが、手続き論であって、即それが贈収賄だということではありません。
便宜は図ったかもしれませんが、そもそも見返りを期待しない政治献金なんてあり得ないワケです。
クドイ程の繰り返しますが小沢さんのカタを持つ気はありません。でも、ますますタイミングが絶妙過ぎるなと妙に感心してしまいます。

献金は見返りを求めない浄財ではありません。
神仏に供えるお賽銭や献金だって、神のご加護、恵み、仏のご慈悲を期待して、あるいは感謝して納めるわけで、見返りを大いに期待している行為です。

民主党のミスなのか、自民党のシカケなのか、いずれにしても同じ穴のムジナに見えるのは、明るみに出た某政府高官の記者会見のしどろもどろでも窺い知れます。
シカケとすれば、これだけ民主党の勢いを急激に止めたのですから、してやったりでなんでしょうけど、そんなことやっとる場合なんでしょうかね。

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<【産経・FNN合同世論調査】世論の逆風「小沢凋落」 「説明責任果たさず」約8割 >
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年3月9日

 産経新聞社が7、8の両日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した世論調査は、公設第1秘書逮捕で揺れる民主党の小沢一郎代表に対して、約8割が「説明責任を果たしていない」という厳しい数字を突きつけた。小沢氏の記者会見内容に納得したのは18・2%で、「党代表を辞めるべきだ」との答えも全体のほぼ半数47・4%にのぼった。世論を味方に政権交代を目指し、政権を目前にしているとみられてきた同党にとって、世論の離反は致命的。平成19年の参院選大勝で膨らんだ「小沢神話」は突然、凋(ちよう)落(らく)した。

 報道機関の世論調査結果が伝わった8日夜。小沢氏は都内の2カ所の個人事務所を忙しく行き来した。民主党の西岡武夫参院議院運営委員長や、側近の平野貞夫元参院議員と相次いで個別に面会したとみられ、「世論調査結果の分析をしているのではないか」との観測が流れた。

 小沢氏と約30分話し込んだ平野氏は、事務所を出ると記者団に平静を装った。

 「代表は超然としている。(世論調査の)話題はまったくなかった。党内も全体的に冷静ではないか」

 だが、この緊迫した空気は、むしろ地元選挙区に戻った民主党国会議員の方が強かった。全国各地で民主党の「これから」に触れる発言が相次ぎ、執行部の鳩山由紀夫幹事長ですら8日、小沢氏の「進退」に触れざるを得なかった。

 民主党の苦悩は、小沢氏への批判が「党への批判」につながりつつある点だ。

 「麻生太郎首相と小沢氏のどちらを信頼できるか」との質問では、小沢氏と答えた人は2月21、22日の前回調査より12・4ポイント下がり、小沢氏の評価低下は明らかだが、それが政党評価にまで拡大した。

 民主党の政党支持率が前回比2ポイントダウンしただけでなく、比例代表での投票先を聞く質問では6・6ポイントも下げた。

 それでも民主党執行部は小沢氏の辞任論が広がるのを放置はできない。

 「国民には『説明責任がまだ尽くされていない』という気持ちが強い。(逮捕された小沢氏の秘書の)容疑が晴れる状況を早く作り、小沢代表を中心に挙党態勢で、この難局を切り抜けたい」。鳩山氏は9日、山形市内で、あえて「小沢代表を中心に」という言葉に力を込めた。

 だが、小沢氏を守ろうとする執行部の思いとは裏腹に、世論調査は、さらに厳しい現実を突きつける。

 支持政党のない、いわゆる「無党派層」は、前回39・2%が比例代表で民主党に投票すると回答したが、今回は9・2ポイント減の30・0%まで急落した。小沢ショックに最も敏感に反応したのは、やはり無党派層だ。

 「強制捜査を受けている政治家では衆院選は戦えない。代表が岡田(克也副代表)になれば民主党は無党派層を取り戻せるのではないか」。調査結果を意識した中堅議員は早くもポスト小沢の具体像を描き始めた。(村上新太郎)
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ブログってやっぱり凄いツールです。

2009年03月08日 | 私事
久しぶりにこのブログの母屋にあたるホームページステンドグラスや最新の情報になっていないところをいくつか更新しました。

ステンドグラスのページに手を入れるのはかれこれ1年半ぶりでしょうか。(笑)
ま、オヤジ自身のことではなく、オヤジの親父のことをPCオンチの父に代わって勝手にやっているので、なんだかんだ後回しになってしまっているのが実情です。

何しろホームメージ作成ソフトなんて無い頃から作り始めて、今もワードを使っているくらいのレベルのHPなので、ちょっと手を加えるだけで2~3時間は平気で時間が経ってしまいます。

それだけに気ままに文章だけを入れれば勝手にレイアウトして体裁が整ってしまうブログはつくづく便利なツールだと実感しますし、自分のHPを持つということを一気に簡単にして裾野を広めたという点で凄いツールだと思いました。
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週末に徒然と

2009年03月07日 | 戯言
なんだかんだこれで4日連続で同じネタになってしまいました。
だってこの時期に小沢さん一人じゃ、普通に考えればおかしいです。
とはいえ、これから表に見える動きの裏ではきっと虚虚実実の権謀術が戦わされるに違いありません。
善悪の問題ではなく、勝つか負けるか、要は勝てば官軍なんです。
ちょっと映画の見過ぎかもしれませんが・・・(笑)

喧々諤々の議論や、首相が貰う貰わないでフラフラした末、今頃になってようやく支給される定額給付金ですが、やっぱり貰えるなら拒みませんし、うれしいものです。
全国で最初に現金支給した東北の村では、村民が頭を下げて御礼をしていて、テレビのアナウンサーが「誰にお辞儀しているんでしょうね。」なんてチャチャ入れてましたが、そりゃ今までキチンと税金を納めて国民の義務を果たしてきた自分自身に対してでしょう。
そうじゃなけや、アホらしくて頭なんて下げられません。ホントに日本国民は国家権力に優しい国民です。

頑張って欲しいけど頑張り過ぎないで欲しい・・・ケチな了見ですけど競合社がスポンサーをしている野球の日本代表が、韓国にまさかのコールド勝ちでした。
勝った方もまさかでしょうが、きっと負けた方もまさかでしょう。
でも宿命のライバルですから、長い歴史の中ではこれも一つのトピックスに過ぎません。韓国もグっと締め直してくると思いますし、今後も優勝までには複数回の対戦が出てくるはずで、その時に跳ね返してこそ今の日本の実力を誇れると思います。
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やっぱり怪しい

2009年03月06日 | 戯言
<設立当初から企業献金認識か>
NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/ 2009年3月6日

民主党の小沢代表の公設秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された事件で、14年前に西松建設のOBの政治団体が設立された当初から、小沢代表側が西松建設の企業献金だと認識していた疑いがあることが関係者への取材でわかりました。東京地検特捜部は、西松建設がOBの政治団体の設立についても小沢代表側と連絡を取り合っていたとみて捜査を進めています。

小沢代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、公設第1秘書の大久保隆規容疑者(47)は、実際には西松建設から企業献金を受けたのにOBの政治団体からの寄付だとうその記載をした疑いが持たれています。関係者によりますと、大久保秘書は逮捕後も「西松建設からの献金とは認識していなかった」などと容疑を否認しているということです。会社関係者などによりますと、西松建設のOBの政治団体のうち「新政治問題研究会」は14年前の平成7年に設立され、小沢代表が関係する団体に献金を始めたということです。当時は、大久保秘書とは別の元秘書が「陸山会」の資金管理を取りしきっており、関係者によりますと、小沢代表側は当初から西松建設の企業献金だと認識していた疑いがあることがわかりました。西松建設側から「陸山会」など小沢代表の関係する団体への献金は、このころから年間およそ2500万円の規模で行われ、10年余りの総額はおよそ3億円に上るということです。東京地検特捜部は、西松建設がOBの政治団体の設立についても小沢代表側と連絡を取り合っていたとみて捜査を進めています。

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くどいようですが、小沢代表が潔白だと言うつもりはありません。他にも同じ容疑にかかるヤツが与野党問わずにいるはずなのに、何故大山鳴動小沢一匹なんだと感じているだけです。

今回問題となっている政治団体の背後に建設会社との関係があると小沢さんが知っていたとしたら、自民党で同じ団体から寄付を受けている現役大臣がそんなことは知らなかったと言ったって、そうだそうだと短絡的に信用はできないってことです。

献金額の多少は問題の枝葉で、企業からの献金だと認識が有ったか無かったかが容疑として問われているワケですから、何も小沢さんのところに限った話ではないはずです。
ホントに自民党の議員でこの政治団体から献金を受け取った方々は背後に建設会社がいるということを知らなかったのか。

そんな中で某政府高官が怪しげなことを語られたとか・・・
やはり公権力の恣意的な発動があったかなかったか、ここが庶民にとっては一番憂慮すべきことです。
あり得ない・・・とは決して言えません。今までも内輪に優しい恣意的な捜査や司法による不可解な判決といった事例はあるんですから。
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同じ穴のムジナ

2009年03月05日 | 戯言
そもそも胡散臭いのが政治献金です。
主義主張の実現、利害利権の配慮といった思惑無くして誰が献金などするでしょうか。
だからこそ政治があり、政党があるのが現実だと思います。
結果として公のために働ければそれで良し、利害関係が絡んでもそれが公けにとって無用な損失を与えなければそれもまた良しの世界ではないでしょうか。

それにしてもこのドタバタはなんでしょう。
法的に何ら問題が無いのであれば、小沢さんの場合は問題だが自分は違うと堂々としていればよいものを、下手に疑われてはやっぱり困るのか、突っ込まれれば埃が出かねないからなのか、次々と返還する動きが起きています。

結局献金の主体が同じなんだから、手続き論の問題で実は同じ穴のムジナってことじゃないかと思うんですが、検察は献金の行先を全て調べた上で小沢さんのところだけが問題だというのでしょうかね。

オヤジは決して民主党のカタを持つつもりはありませんが、やっぱりこの時期この人だけにというのが引っかかります。
増してや、ゾロゾロと同じところから献金を受けた人がこの期に及んで次々と返還表明ですからね・・・

<自民で次々に「西松献金返還」 でも、団体解散で方法は…>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年3月5日

 二階俊博経済産業相が会長を務める自民党二階派は5日の総会で、西松建設OBが会長を務めていた「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」の2つの政治団体から、平成16~18年の間に受け取った同派のパーティー券代838万円を返還することを決めた。

 同派事務総長の泉信也元国家公安委員長は記者団に「政治団体と西松建設の関係は知らなかった。政治資金規正法に基づき正規に届け出ているが、道義的な観点から速やかに返還したい」と説明した。

 ただ、政治団体はすでに解散しているため、具体的な返還方法は今後検討するという。

 河村建夫官房長官は5日の記者会見で、自民党二階派がパーティー券の返却を決めたことを「適切な判断だと思う」と語った。

 また、2つの政治団体から200万円の献金を受けていた山口俊一首相補佐官と200万円のパーティー券代を受け取っていた加納時男国土交通副大臣がそれぞれ返還する意思を伝えてきたことを明らかにした。

 この点について、河村長官は「理由は道義的な観点だ。国民の目から見て疑念が残ってはいけないという意図だった」と説明した。

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何故この時期にこの人が

2009年03月04日 | 時事
民主党代表の小沢さんの公設第一秘書が逮捕されたというニュースに接して、衆議院480名、参議院242名、合わせて722名(定員数。欠員を考慮せず)の国会議員のうち、問題となった一人の議員が何故小沢さんで、何故この時期だったのか。

小沢さんが潔白かどうかよりも、本当に小沢さんだけが疑わしいのか・・・この政局として微妙な時期ということを考えると、オヤジも順法違法の尺度以外のバイアスを感じないわけにはいきません。

小沢さんは疑いは疑いとして代表を退くべきだと思いますが、その一方で与野党に限らず他の議員は潔白を証明すべきでしょう。
そもそも政治献金に関して企業献金と個人献金の受け取り方の区分けはいかにも恣意的です。疑えば疑えるし、ごまかそうと思えばごまかせる・・・だから今回も胡散臭さを感じるのです。

そもそも、純粋に見返りを期待しない献金なんてあり得るんでしょうかね。
それ自体が胡散臭い。。。
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久しぶりの練習で

2009年03月03日 | 音楽
3週間ぶりのオーケストラの練習で弦セクションの分奏でした。
全合奏では、どうしても管楽器の音に掻き消されてゴマかせるところも、弦楽器だけだと露わになりますし、各パートの中での音程のバラツキも耳につきます。
また、パートの中での弾き方のバラツキの修整もセクション練習の時の大切な切り口です。

今日の練習で改めて感じたことがいくつかあります。

その根源は音符を追うことでまだまだいっぱいいっぱいだというところにあります。アマチュアである以上技術的な制約の要素は否定できませんが、折角の大勢でアンサンブルする音楽ですから、音符だけを追って自分の世界に閉じ籠ってしまうのはとても勿体無いことです。

音符は追えていても結果的に楽譜をまだまだ読み切れていません。
また、耳で他の楽器を聴いたり、頭の中でオーケストラ全体が鳴っている状態にまではもう一息も二息のハードル超えが必要のようです。

偉そうに並べ立てていますが、オヤジが出来ているワケでは決してありません。
3週間ぶりに練習に出て、改めて楽譜が読めていなかったり、勘違いして読んでいた部分、楽譜は見えていてもそのとおりに体が動いていない、気がつけば自分の世界に没頭して弾いている・・・いろいろ気づきがありました。

久々の練習はもう一つ・・・いつもより疲れるということ、練習が終わると体がどーんと重く感じました。
やはりコツコツと積み重ねていくことが大切です。
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わずか2年で

2009年03月02日 | 仕事
<三越名取店 オープンから2年で幕>
河北新報 http://www.kahoku.co.jp/ 2009年3月2日

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は1日、宮城県名取市の東北最大級のショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」に入る三越名取店の営業を終了した。仙台空港アクセス線沿いで郊外型の新たな営業モデルを目指したが、戦略ミスに競争激化が加わり、業績が低迷。オープンから2年での幕引きとなった。

 名取店にはこの日、通常の2倍以上の約4万人が来店。午後8時すぎにシャッターが下ろされ、従業員が頭を下げると、客から拍手が送られた。閉店後、大野康夫支配人は「顧客への感謝の言葉しかない」と述べた。

 来店した仙台市若林区の会社員佐藤直哉さん(49)は「食料品フロアは残ってほしかった。不況の影響なのか」と話した。

 名取店は「2核1モール」のエアリの核店舗として2007年2月にオープン。年間売上高60億円を目指したが、07年度は37億5000万円と伸びず、5億7000万円の営業赤字だった。

 三越伊勢丹HDは08年9月、不採算店として閉鎖を決定。1日は小型店の三越盛岡(盛岡市)など三越の全国3店舗も閉店した。
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まだ札幌にいた頃、仙台への出張の時に一度だけ寄りました。
平日の午後だったということもあるでしょうが、それにしてもお客様の姿がホントに見当たりませんでした。だからってわけではありませんが、視察のしにくかったこと・・・

もう一つは広さが百貨店としては中途半端な印象でした。
狭くはないのですが、郊外の店舗にしては百貨店部分はこじんまりとしていました。結果的に品揃えに期待感が持てない感じがしました。

企業が分析した戦略ミスとはズレているかもしれませんが、お客様が求めている新しい価値と変わらない価値をどうバランスするかを読み違ったのかなと思います。
2年での閉店は働く人にとってはいかんともしがたい根本的な問題の結果、皆さん頑張って仕事をしてこられたに違いないですし、とても寂しいことでしょう。

ポスト三越はどうなるのか。
モールの中がシャッター通りでは洒落になりません。
 
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