俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

蛍袋

2010-06-22 | 俳句・夏・植物


階(きざはし)の蛍袋に貌寄せぬ

キキョウ科の多年草。山野や林下に自生。六~七月頃、白または淡紅紫色で内側に紫斑のある釣鐘形の花を下向きにつける。名の由来は、蛍を取ってこの花筒に入れて遊んだからという説、蛍の出る頃に咲くからという説、ぶら下がって咲く花が火垂る(ほたる)袋、すなわち提灯に似ていることからという説などがある。谷戸の階段の脇に蛍袋が咲いていた。屈んで花をよく見た。

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日差し早や蛍袋に戻りきし


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