俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

躑躅(つつじ)

2011-05-02 | 俳句・春・植物


紅白のつつじ公園広かりき

ツツジ科ツツジ属の常緑または落葉低木の総称。各地の山野に自生。花の色は、白、紅、淡紅、紫など。万葉集には≪山越えて遠津(とほつ)の濱の石(いは)つつじわが來るまでに含(ふふ)みてあり待て 作者未詳≫(巻七・1188)など十首が詠まれている。公園をぐるりと一周したが、結構歩きでがあった。色とりどりの躑躅が明るかった。

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山躑躅


久留米躑躅


雲仙躑躅


餅躑躅


深山霧島


霧島躑躅


琉球躑躅

雑誌にも些(いささ)か飽きて躑躅かな


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山吹

2011-05-02 | 俳句・春・植物


山吹の日照雨(そばえ)となりし園路かな

バラ科の落葉低木。日本原産。各地の山野、渓谷に自生。観賞用にも広く栽培。四~五月、濃黄色の五弁花をつける。八重咲きや別属の四弁花の白山吹などもある。≪山吹の花のさかりにかくのごと君を見まくは千年にもがも 大伴家持≫(万葉集巻二十・4304)など、万葉集には山吹の歌が十七首収められている。植物園を歩いていると天気雨がぱらついた。八重山吹の濃い黄色が目に沁みた。

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白山吹

山吹や一万歩にはまだ足らず


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