俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

時計草

2013-06-25 | 俳句・夏・植物




時計草遅き昼餉となりにけり


トケイソウ科の常緑多年草。

ブラジル原産。

日本には江戸時代に渡来。






茎は蔓状で巻ひげがある。







夏、葉腋に直径約八センチの花を開く。

大きな花弁と萼片が五枚ずつある。

多数の糸状の副花冠が二列に円形に並ぶ。







中央の雄蕊と雌蕊が時計の針に、副花冠が文字盤のように見える

ところからこの名がついた。







時計草がいくつか咲いていた。

いつ見ても不思議な花である。

この花を見て昼餉をまだ食べていないことに気がついた。






時計草雨のしづくの残りをり



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コメント (5)
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