俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

十薬

2013-06-14 | 俳句・夏・植物




むさしのの十薬に雨欲しかりき


ドクダミ科の多年草。

日陰の草地や暗い林下などに群生する。

全草に特異な臭気がある。







梅雨の頃、茎の先端に淡黄色の小さな花を穂状につける。

白い十字の花弁に見えるのは総苞。







名のとおり、利尿、高血圧、動脈硬化予防等、十種の薬効があると

いわれる。







どくだみとも呼ばれる。







梅雨入り宣言のあと晴れの日が続いた。

時季を違わず十薬が咲いていたが、肝心の雨が降らなかった。

ここらで梅雨らしい雨が欲しいと思った。






どくだみや歩き始めの坂がかり



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