用水に沿うて歩けば実むらさき
クマツヅラ科の落葉低木。
暖地の山野に自生する。
高さ2メートル内外。
六~七月頃、葉腋に淡紅紫色の小花を多数つけ、十~十一月頃、球形の紫色の液果を数多く結ぶ。
紫色が際立って美しいので、そのゆかりから『源氏物語』の作者紫式部の名を冠したものと思われる。
「実紫」ともいう。
類似の別種に「小紫」「藪紫」などがある。
野火止用水に沿って歩いていると、紫式部の実が生っていた。
ここは何回も歩いているのに、今回初めて気がついた。
ずっと見たいと思っていた紫式部であった。
暗き森後ろにむらさき式部の実
どこかで出合えるといいですね。
何時か見てみたい!