今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」終了しました

2024年09月29日 | ドラマレビュー

 フジの木曜夜10時からのドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」最後まで見ました。これはオリジナル脚本のドラマですが、「ギーク」とは「特定の分野において高度な知識や深い興味を持つ人物を指す言葉」だそうです。日本ではオタク的な意味で使われることも多いとか。

 このドラマでは、警察署を舞台に松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンの三人が「優秀だがくせ者」という設定。松岡茉優は鑑識官で鬼のような記憶力と分析力を持ち、田中みな実は警察署内の産業医で行動や表情を見て瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう能力があり、滝沢カレンは交通課員で管轄内のあらゆる道や時間帯ごとの交通量まで全て頭に入っているという設定。

 それぞれの設定自体がかなり無理があって、松岡茉優が一度見た指紋まで覚えてるというのはあり得なさすぎ。そして、滝沢カレンの能力ってあんまり活かされる局面はなかったような。とはいえ、何しろ松岡茉優主演なので個人的には楽しんで見てました。彼女はジグソーパズルが趣味ですが、証拠物件を眺め状況を聞いてるうちに「はまっちゃった」とつぶやいて、事件の真相に辿り着いてしまうという短絡さにも「ケッ」とは言わずに辛抱したくらい(?)。

 まあ私にとって松岡茉優以外の二人はどうでもいいのですが、「定時なので帰ります。」とかいうのは彼女のキャラだから許されるという感じで、実際ドラマとしては何を言いたかったのかはわかりませんでした。

 中盤で松岡茉優が情報漏洩の犯人扱いされる局面があり、そこから何か大きな展開があるかと思ったらその話は二回くらいで終わってしまったし、その後は単発事件がちょびちょびあった感じ。

 コメディーとして見れば楽しめるかもしれませんね。面白くないわけではないけど、ドラマとしてはあまり真剣にレビューしようと思わないタイプの作品。まあフジテレビっぽいといえばそうかも。(意見には個人差があります。) 世間一般の評価はどうだったでしょうか。


ドラマ「新宿野戦病院」終了しました

2024年09月27日 | ドラマレビュー

 フジ水曜夜10時に放送していた「新宿野戦病院」終了しました。タイトルを見た時は「なんじゃそりゃ?」と思ったのですが、内容はかなりチャレンジング。宮藤官九郎のオリジナル脚本による医療ものでしたが、想像を絶する内容でした。

 番組サイトによると小池栄子&仲野太賀のダブル主演ということで、確かにこの二人がメインではありましたが病院を舞台に様々な人が登場して、それぞれのキャラクターが活かされてましたから、そこはさすがクドカンだと。

 実は初回を見た時は、あまりにもゴテゴテしてるのでかなり引き気味だったのですが、毎回見てるうちに小池栄子の英語や岡山弁も、仲野太賀の大げさなリアクションも快感に変わってきました。あとは橋本愛のキャラも絶妙でしたね。

 普通の真面目な医療ものを期待した人はドン引きだったかもしれませんが、私は楽しめました。細かい事、固い事を言わないのが楽しむコツかと思います。ある意味病院が舞台であること、場所が新宿歌舞伎町であることを利用して、クドカンが世の中に対して突き付けたいメッセージを込めたドラマだったかとも思います。

 音楽も凄く良かったのですが、担当が本田俊之だったのですね。ふ~む、こちらもさすがの技。


ドラマ「マウンテンドクター」終了しました

2024年09月26日 | ドラマレビュー

 いわゆるフジの月10ドラマ。医療もののドラマは多いし、前に山の上の診療所とかそういうドラマもあったように思うので、最初は「どうかなあ」と思ったのですが結構面白かったです。これは完全オリジナル脚本だそうです。

 毎回登山者が危機に瀕して、そこをマウンテンドクターが助けに行く1話完結の話かと思ってたら、そういう要素もありつつ「医師が山に行く意義は?」「山岳医療の必要性は?」という結構大きいテーマが根底にあって、それを理解すると俄然面白くなりました。

 あとは登場人物の描き方が結構良くて、主演の杉野遥亮も良かったし、檀れいも綺麗だったし、今回は岡崎紗絵が大健闘。八嶋智人は安定の芸達者ぶりで、毎回イライラしてるか突然切れる大森南朋がイヤでなければ結構魅力的なドラマでしょう。最近出過ぎだと思われる宮澤エマもこのドラマではよかったです。

 脚本が良かったのでしょうが、これは山の風景も見られて良かったですね。昨年テレビを大きくしたのが、こういうところに役立ちました。テレビでやってれば見るけど、DVD-BOX買ったりするかというと、そこまではしないというドラマではありますが、まずまずいいもの見せて貰いました。


テレ東ドラマ「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」終了しました

2024年09月25日 | ドラマレビュー

 テレ東で金曜8時から放送してたドラマですが、これは面白かったです。初回は主役の弁護士のキャラがあまりにもチャラくて「どうかなぁ…。」と思ったのですが、扱う事件が現実の世の中でもよく見られるような案件で、そこが興味深かったと。

 番組サイトでは「変わり者の主人公・保田理弁護士が「しょせん他人事」をモットーに、社会問題にも発展しているネット炎上やSNSトラブル案件を解決していく」と紹介されてたのですが、本当にそういう内容。

 各回で取り上げられた案件は、

・人気ブロガーへの妬みからママ友が誹謗中傷。
・大人気音楽ユニットがフェイク動画拡散により叩かれる。
・その音楽ユニットを裏アカウントで誹謗中傷する会社員。
・配信荒らし行為でゲーム配信者に訴えられる中学生。

などなど。本当に「あるある。」という話ばかりでした。

 最初の人気ブロガーへ誹謗中傷した主婦は示談が成立しますが、分割払いにした示談金の支払いをすぐにしなくなり、「バックレたけど大丈夫だったよ~。」と掲示板に書き込んでる最中に強制執行が入り家族にもばれてしまう羽目に。

 音楽ユニットを裏アカウントで誹謗中傷していた会社員は、会社のPCから書き込んでいたことを特定され仕事は辞めることになり、さらにアイドルに粘着していた書き込みをさらされて、逆にネットで袋叩きに。

 ゲーム配信者のチャットに面白がって「う〇こ! う〇こ!」と書き込んだり、ネットで見つけた配信者の自宅住所や家の画像を拡散した中学生は、個人を特定されて父親と一緒に謝罪に訪れ、父親が土下座するものは自分はすくんでしまって動けず、など。

 中学生の話などは「俺だけじゃない。住所もネットに出てたし。」などと、本当に軽い悪ノリ程度だったのが、結果として百万を超す金額を支払うことになるわけで、こういうのは中学校で生徒に見せればいいのではないかと思う内容でした。


 扱う案件がネットの炎上やSNSトラブルばかりだったので「しょせん他人事」と見ていられるものの、当の本人からすると自殺も考えるような事態にもなるので、実際の相談者と弁護士とのやりとりはもっと深刻なのでしょうね。

 このドラマでは典型的な事例を集めての事ではありましたが、実際ネットでの書き込みでは著作権、肖像権の侵害はもちろん、もろもろ注意しないといつ炎上するか、訴えられるかという危険はあるわけです。厳密にいうとアウトという事は実際いろいろあるわけで、匿名でSNSやる身としても考えさせられることが多かったです。

 とにかく、思ったより面白かったというドラマでした。レギュラーでの出演者が少なかったですが、白石聖がすごく良かったです。主役の中島健人との掛け合いは絶妙でした。あとは片平なぎさも好演でした。これは再放送あればもう一度ちゃんと見ます。


朝ドラアンコール「オードリー」終了しました

2024年09月24日 | ドラマレビュー

 NHK BSで平日の朝に放送していた「オードリー」が先週末で終了しました。これは元々が2000年度後期の朝ドラで、これの前が田畑智子主演の「私の青空」、次が「ちゅらさん」でした。

 舞台は京都の太秦でヒロインは岡本綾。ただし、子役と少女時代にはそれぞれ役者がいたので岡本綾が出てくるまでには結構かかりました。脚本はかの大石静先生。

 何回か話題にしましたし、途中結構ブーブー言いながら結局最後まで見ましたが、感想としては「あかんやろ。」の一言。

 その要因は色々ですが、登場人物がみんな怒ってるかイライラしてるかウジウジしてるのが不快で、誰にも感情移入できなかったというのは珍しいドラマかもしれません。また、ヒロインの周りでは色々起こるのですが、本人が成長していくとか何か成し遂げたとかいうのは本当に終盤になってからなので、そこも見ごたえがいまいち。そして「なんで長嶋一茂が?」というのがあって、ボソボソしゃべってるときはセリフが全然聞き取れなかったり。

 まあ細かい事をいうと百個くらい不快なところがありますが、一番の問題は脚本でしょうね。大石静作品だからといって全部面白いとは限らないというか、あの人の評価がこれでガクッと下がりました。

 ダメだと思いながら見てたのがあってかえって記憶に残るドラマかもしれませんが、放送当時不人気だったのはよくわかります。次の「ちゅらさん」はウケましたし、朝ドラ自体が不調な時代だったわけでもないですし。

 さて、気持ちを切り替えて今週からは「カーネーション」。こちらは元々好きなドラマですので楽しみです。続けて見たいので、1週間分録画してまとめて見ようかなあ。


ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」終了しました

2024年09月17日 | ドラマレビュー

 日テレの日曜夜10時半から放送してたドラマ全10話が終了しました。原作は漫画だそうでそちらは読んだことはありません。そして、原作の方はまだ続いてるのですね。この辺はどういう事情なのでしょうか。

 この時間帯のドラマは結構クセの強いのが多くて、今回も暴力的だったり残虐なシーンが多く、さらに容貌が特徴的な人も出てくるのでお茶菓子をつまみながら気軽に見るという作品ではなかったです。

 何しろドラマのサイトのイントロダクションでは以下のような紹介があります。

・13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称灰川邸事件。

・現場に残された謎のマークが、7年の時を経て、再び姿を現す。不可解な共同生活、父と呼ばれる容疑者、事件の6人の生存者、幾重にも隠された真実。

・降り積もる謎が予測不能な結末へ誘う、ヒューマンサスペンス!

 

 これを見ただけでいかにも気持ち悪そうですが、確かに楽しくはないドラマでした。主演は成田凌、共演に黒木メイサ、山下美月、小日向文世、吉川愛、長谷川京子など。

 それで作品としてはどうだったかというと、途中は面白い部分もあったけどなんかこじらせすぎて最後はついて行けなかった感じ。何しろ7年前の事件を取材する山下美月の話から始まり、成田凌はもう刑事辞めてるし、過去と現在が行ったり来たりする話はややこしいものです。

 出演者では、黒木メイサの刑事役がよかったのと、吉川愛が爽やかなお色気でなかなか存在感ありました。主題歌があいみょんだったのですが、おどろおどろしいドラマであの曲だから少々違和感ありです。が、曲はよかったと思います。

 何しろ人に説明しづらい内容ではあるので、興味持った方は再放送の機会にどうぞ。やるとしたらCSでしょうね、これは。


TBS金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」終了しました(ネタバレあり)

2024年09月13日 | ドラマレビュー

 開始が早かったので全11話が先週終了しました。早見和真の小説が原作ですが、そちらは読んでおりません。Wikipediaによると「官房長官に出世した青年代議士と秘書。そんな彼らに違和感を抱いた女性記者が、隠された過去を暴くために奮闘する姿を描いた作品。」ということですが、今回は事前情報無しで見ました。

 その青年代議士が櫻井翔、秘書が玉山鉄二、女性記者が水川あさみという配役ですが、ドラマ版では完全に水川あさみが主役。配役といいテーマといい、若干WOWOWのドラマ的ではありました。

 なお、以下の感想にはネタバレを含みますので、知りたくない方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

 


 これはかなり私の中でコロコロと評価の変わったドラマで、初回は「まずまず面白そう。」、序盤は「う~ん、これ面白いのかなあ。」、中盤は「結構面白い。最後にこけなければいいが。」、最終は「う~ん、結局なんだかわからない。」ということで、総合的には「まあ面白くない事はないけどわかりにくい。」という作品でした。

 どうしても登場人物が多いこと、過去と現在の話が行ったり来たりすること、若い頃と今とで俳優が変わってる登場人物もあり、というあたりがわかりにくさの原因かもしれません。

 ドラマのキーとしてハヌッセンという人物の話が出てきますが、私はこの人のことは知りませんでした。あのヒトラーに演説の仕方を指導したという人物で、最後は暗殺されてしまったそうですが、そういう時代に活躍したというのがそのハヌッセン。

 櫻井翔扮する青年代議士は爽やかで人当たりもよく、頭脳明晰で行動力もある人物ではありますが、それは仮面であって実際は誰かに操られているのではないかということがタイトルにあるマトリョーシカであり、ハヌッセンにも繋がると。

 そういうテーマ自体は割と面白かったのですが、「では彼のハヌッセンは?」と疑われる人物が次々出てくるたび、それらが次々と否定されていく展開もマトリョーシカ的なのでしょうか。

 結局は私がちゃんと見てなかったということに尽きるのかもしれませんが、「あの事件の真犯人は?」「あの人って結局どうなったの?」というのが今もわかってない部分があって、その辺スッキリしなかったということはあります。

 主役の水川あさみは記者なのですが、今は別居している夫や子供との関係、また母親まで出てくるので、その辺もストーリーに加えるのはややこし過ぎたという感じはあります。そこまで描く割には、フリーになって収入あるの?というのがあんまり現実感なかったりして。

 ということで、私の感想はそんなところです。これは再放送あっても見ないけど、とことん理解して楽しんでやろうという人はまた見るのでしょうね。そこまで突き詰めれば楽しめるドラマかもしれませんし、そういうレビューがあれば私もまた見直すかも。タイトルはインパクトありましたね。


大河ドラマ「光る君へ」の新しい楽しみ方

2024年09月03日 | ドラマレビュー

 放送中の大河ドラマ「光る君へ」は、「大河らしくない」とか「戦がないとつまらない」とか言われてるようですが、楽しみ方はいろいろあります。私なんぞは、渡哲也主演の「浮浪雲」を見るような感覚で楽しんでますし。

 あの「浮浪雲」では、初回から「前略おふくろ様 負けました…。」なんてセリフがあって、二話目では山崎努扮する坂本龍馬が桃井かおりへサイン色紙を送り、それには「LOVE 坂本龍馬」とあったりしました。それに比べると「光る君へ」などはまだまだ。

 そして、今回の大河ではセリフだけではなく音楽でもおよそ大河ドラマらしくないものが聞こえてきたりします。8月25日の放送回ではベースソロが聞こえて、一部ではその華麗な音色から「櫻井哲夫か?」と騒ぎになったようですが、あれは実は木村将之さん。情報源はご本人のX。

 「東宮様のシーンでめちゃくちゃ長い事ベースがフィーチャーされてましたが、櫻井哲夫さんではなく私でした…櫻井さん参加の曲はまた別の機会に流れると思います。私も楽しみにしております。」とのことです。

 そして、9月1日の回ではベッキベキのスラップベースが聞こえましたが、こちらが櫻井哲夫さんだそうです。こちらの情報源も木村将之さんのX。今回はドラムも物凄かったですけど、あれはどなたでしょうか。

 普通の大河だとどうしても大河らしいという音楽を求められるのでしょうけど、音楽担当の方もスタッフも今や振り切れてるのかもしれませんね。あのストーリー展開やセリフが許せないというかたも、割り切って音楽だけ聴くと楽しいかも。

 ただし、テーマ曲や大半の曲はいつもの大河のような音楽で、上記のようなスラップベースは時折ぶっこんでくるというイメージですので過大な期待はなさらぬよう。そうやって毎回注目させる手かもしれませんけど。


ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season2」終了しました

2024年08月26日 | ドラマレビュー

 このドラマはWOWOWとテレビ東京の共同製作で、Season1は向井理主演でテレビ東京にて、Season2は市原隼人主演でWOWOWで放送という珍しい企画でした。

 Season1をテレ東で見て続きを見たいからWOWOWを契約したという人がそんなにいるとは思いませんが、Season2は1話30分というサイズなのでこちらも「はて?」と。

 ただ、ドラマは結構面白かったです。内容については何をどう言ってもネタバレになりますが、「私は詐欺師です。」という市原隼人は本当に悪人なのか、巨大詐欺組織を捜査する警察内部の裏切者は誰か、向井理は本当に死んだのか、など疑問は最後まで引っ張ります。この辺気になるので途中脱落は少ないドラマかもしれません。

 役者さんでは市原隼人の感情を表に出さない顔芸がなかなか楽しかったですが、スーツを着ていながらムキムキの筋肉を想像させるのもこのドラマの醍醐味だったでしょう。(意見には個人差があります。) あとはまあ刑事も悪人もいつもこういうタイプのドラマに出る方々が多かったような。陣内孝則はWOWOWでは派手な悪役専門ですし。

 Season1と2の比較で言うと、やはり2はWOWOWのドラマっぽかったように思います。(当たり前ですが。) とにかく一旦疑い出すと出てくる人がみんな裏切者に見えるので、まだ見てない人にはなんも言えません。実際に誰がどうなのかは最終回までのお楽しみという事で、これはさすがに結末は忘れないと思います。まあ再放送あっても見るかわかんないけど。


オードリーのウジウジっぷりが見事で

2024年08月21日 | ドラマレビュー

 「オードリー」は2000年度後期の朝ドラで現在BSでアンコール放送中。世間の話題にはほとんどなりませんが、CATVの録画予約数データによると実際は結構見てる人がいるようです。ヒロインは岡本綾で、この人は既に引退しています。

 4月から始まったのでもう終盤にさしかかってますが、とにかく登場人物がみんなウジウジしててたまりません。舞台は京都で映画製作に関わる人たちが中心なのですが、現状は以下のような感じ。


美月(岡本綾):女優をやめ老舗旅館を引き継いだが映画界に戻りたくてウジウジ。
滝乃(大竹しのぶ):旅館の女将をやめジュリーと結婚したが女将に戻りたくてウジウジ。
愛子(賀来千香子):死んだ夫と滝乃が関係があったのではないかと疑いウジウジ。
杉本(堺雅人):映画監督だったが現在は仕方なくテレビドラマの監督やりながらウジウジ。
錠島(長嶋一茂):大部屋俳優から一時主役を張ったが「自分には運がない」と自虐でウジウジ。
晋八(仁科貴):役者として芽が出ず殺陣師になったが現在は旅館で働きながら映画にも美月にも未練があってウジウジ。
トラ(菊池隆則):大部屋俳優から香港に渡りカンフーの国際スターになったがチャンバラ映画に戻りたくてウジウジ。


 これでもごく一部ですが、とにかくみんな映画への情熱はあるものの、今や会社は一応存続しているだけでオープンセットもない状態。いざ撮影しようとか作品作ろうっても無理なのにとにかく関わっていたいというだけでウジウジしてる姿は私には理解できませんが、多分映画への情熱が強い人だけがわかる世界なのでしょう。

 ということで、映画好きなら楽しめるかもしれない朝ドラだった様子。一応続けて見てますけど、全然楽しくないです。オードリーもそうだけど、大竹しのぶが面倒くさい…。せめてお色気シーンがあれば。←朝ドラなので無理