今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

文化放送「谷村新司 ラジオデイズ」

2023年12月20日 | ラジオ番組の話題

 文化放送にて「谷村新司 ラジオデイズ」という番組が放送されました。昨日19日の 午後7時から2時間に渡り、「セイヤング」を中心とした文化放送でのチンペイさんのラジオパーソナリティーとしての足跡を辿るものでした。

 MCは野村邦丸アナ、ゲストはチンペイさんの盟友バンバンことばんばひろふみさん。さらに「セイヤング」の当時のディレクターも登場。コメントのゲストは、「天才秀才バカ」の伝説のハガキ職人、「青春キャンパス」のキャンパスリーダーだったアナウンサー、さらに現在「セイヤング21」でパーソナリティーを務めている甲斐よしひろさんなどなど。

 バンバンからは当時の放送の様子が聞けたし、当時のディレクターの方にはあの「燃えよドラゴン」を選んだ話や、本当に始末書ものの事態があったのかなどいろいろ聞けて面白かったです。

 もちろん当時の「天才秀才バカ」も流れましたが、ラジオからカセットに録音したものだったのでしょうか。音質は当時ラジオで聞いてたような感じでした。が、さすがに今聞いても大笑いしてしまいました。チンペイさんは思いっきり「チ〇ボ」とか「マ〇毛」とか言ってたし。

 私がセイヤングを初めて聞いたのは確か1975年。兄が録音してた「天才秀才バカ」を聞いたのですが、あまりにも下品で大笑いしたのを覚えてます。「放送でこんなこと言ってていいの?」と。

 最初は誰が喋ってるのかわからなかったのですが、そのうちにパーソナリティーがチンペイさんである事を知り(とはいえ、まだアリスは知らず)、投稿のネタで「いちご白書をもう一度」がしょっちゅういじられてるうちにパートナーがバンバンという人であることも認識しました。その後、時間帯と番組が変わって「青春大通り」になったあたりまで、聞いてたと思います。

 「天才秀才バカ」については、今回流れた録音も聞き覚えありました。チンペイさんが肋間神経痛で「笑うと痛い」と言ってた回はよく覚えてます。あとは、一時期テーマ曲が「おまんた囃子」になった話や、暗い過去コーナー、超心理学コーナーなども思い出しました。

 あのワニの豆本の「天才秀才バカ」も話題になってて、うちにも何冊かありました。ただ、本になったのを読むと全然面白くなかった記憶あり。その辺の秘密も今回出ましたが、あの印税がどこに行ったのかは不明とか。

 コメントゲストでは甲斐さんが出てきたのが意外でした。バンバンの話によると甲斐さんがデビュー前にレコード会社を探して上京した際、バンバン達が滞在してた部屋で雑魚寝した事もあったとか。「そんな交流が?」と思ったのですが、アリス、バンバンの所属事務所だったヤングジャパンにはリンドンもいたのですね。その辺の繋がりでしょうか。もちろんチンペイさんと甲斐さんはその後「セイヤング」のパーソナリティーとしての繋がりもあったわけですが。

 そんなこんなですが、2時間では足らない内容と思いつつ、今は当時の「天才秀才バカ」のネタをオンエアできるほどおおらかな世の中ではなく、まずまず美しくまとまった番組だったかと思います。聞きたい方はradikoのタイムフリーでお早めにどうぞ。


キョンキョンは2歳下でした

2023年12月14日 | ラジオ番組の話題

 キョンキョンというといまだにアイドルのイメージが強く、永遠の20代と思うような雰囲気もありますが1966年生まれですと。早生まれなので私より2学年下なだけでした。ほぼ同世代だったのですね。

 そのキョンキョンが月曜日にオールナイトニッポンでパーソナリティーを努め、伊藤蘭さんがゲストだったので聞いてみました。

 すると、蘭さんとのトークでスーちゃんが「突撃ヒューマン」に出てた話をしてて「おや?」と。その後は、一人語りで松本ちえこのバスボンのCMの話とか、片平なぎさのデビューの頃の話とか、浅田美代子とのトークではドラマ「あこがれ共同隊」の話まで出ました。「あこがれ共同隊」というと、私でも小学生だったのに「そんなもんまで覚えてるの?」と驚きました。

 が、考えてみれば女子というのはませてるし、特にアイドルを目指すような子は芸能界にも興味津々だったのでしょう。2年くらいの違いだと私よりも詳しいかもしれません。おまけに彼女は神奈川の出身だし、「ぎんざNOW!」も見てたそうだし。

 まあ、そんなこんなでいろいろ驚きました。ちなみに、彼女がデビューした頃は知ってて、最初に夜ヒットに出た回は見た記憶があります。が、直後に進学してテレビ無しの寮生活になったため、デビュー後の2年くらいはほとんど見た事なかったのでした。

 そんななのでファンではなかったし、その後のヒット曲とかCMで大ブレイクしたのは見てましたが、割と興味を持つようになったのは「あまちゃん」以降かな?←遅い ただ、ラジオ聞いてると面白かったので、次にやるときも聞くかも。


NHKラジオ「ごごカフェ」 ゲスト:イリア(ジューシィ・フルーツ)

2023年11月21日 | ラジオ番組の話題

 昨日のNHKラジオ「ごごカフェ」のゲストはジューシィ・フルーツのイリアさんでした。いろんなキャリアのある人ですが、リスナーのメールでもガールズの話もあれば、ラジオ番組「パープルエキスプレス」の事を書いてきた人もいました。

 今回のトークでは、そもそもギターを始めたきっかけ、ガールズでのデビュー、解散後近田春夫先生のバックバンドに入った話、ジューシィ・フルーツでのデビューなど、知らない話も結構あってかなり聞きごたえのある話でした。

 ジューシィ・フルーツについて、ご本人はかなりやり切った感があって、解散後に新たにメンバーを集めてバンドを作るという気が起きなかったとか。その後、結婚して出産して子育てをするうちになんとなくギターを弾くこともなかったのだとか。

 それが、ふとしたきっかけで新たにジューシィ・フルーツとして活動するようになり、今はCDも出せばライブも行っていると。その辺の話はたっぷり聞けますので、興味のある方はらじるらじるの聴き逃しでどうぞ。面白いです。

 イリアさんというと、ラジオの「パープルエキスプレス」は私も聞いてました。かの成毛滋さんの指導のもと、難曲のギターソロにチャレンジし次々とこなしていったのは凄かったです。

 当時取り組んでいた曲は、ゲイリー・ムーアの「End of the World」のイントロのギター、ヴァン・ヘイレンの「Eruption」、ナイト・レンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」、ヴァン・ヘイレンの「Jump」などなど。

 ナイト・レンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」のソロはブラッド・ギルズの方とジェフ・ワトソンの両方を弾いて、数週間かけて練習したものの時間が足らず1週間延期して結局弾ききったと記憶してます。それで「これがあんまり難しすぎたので」ということで、次にヴァン・ヘイレンの「Jump」になったと。

 この番組がいつからいつまでやってたのかはわかりませんが、私は当時京都にいたのでネット局で聞いていたと思われ、深夜の放送だったもののなんかいつ放送してるかわからなくなって聞けなくなった記憶があります。あれはネット局での放送が終わったのか、あるいは時間が変わっただけだったのか。今のようにホームページがないから調べようがなかったんですね。

 あれで、イリアさんがめきめき上達していくのを聞いて「凄いなあ」と思ってたのですが、そもそもガールズでもリードギターだったし、ジューシィでもソロをバンバン弾いてたし、元々かなり弾ける人だったのですね。

 今回の番組ではトレードマークである、あのピンクのブギーの誕生の話もしてて、ギターが好きな人も楽しめる内容となってます。NHKだけどグレコとか神田商会とか連発してたのはご愛敬かと。

 とにかく、いいものを聞かせて貰いました。ちなみに今はお孫さんまでいるそうです。それでいて今もロックバンドやってるのはかっこいいですね。いい年の取り方です。


気づけば文化放送率が高まっている日常

2023年11月04日 | ラジオ番組の話題

 平日の運転中というとデフォルトでTBSラジオだったのですが、今や午前中に伊集院はおらず、午後のたまむすびもなく、Sessionも18時からになってしまい、気づけばNHKか文化放送を聞いてることが多くなりました。

 ただ、お昼はNHKニュース聞いてるわけで、その後は「ひるのいこい」は聞くとして、12時半からは「歌謡スクランブル」に行くか「ごごカフェ」に行くかはその日次第。

 13時からは文化放送で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングトークを聞くわけで、その後そのまま聞くかはその日のレギュラーやゲスト次第。文化放送率が高いというのは、土曜日も午後に運転してるときは「親父熱愛」を聞いてるという事情です。大竹まことが70代で伊東四朗は80代。皆さん頑張ってますね。

 実はSessionが18時からに移動したため、その時間はどうしてるかというと、割とニッポン放送の辛坊治郎の番組を聞いてることが多いです。別にこの人が好きなわけではないし、声や喋り方が好みなわけでもないですがニュースを聞きたい一般男性としてはちょうどいい内容なので。

 ちなみに、上記は運転時間が長い日の話であって「あなたはいつ仕事をしてらっしゃるのですか?」という質問は無しでお願いします。ま、運転が本業ではありませんが運転の合間に仕事してるようなもんですし。

 ということで、各ラジオ局にはドライバーの心をキュッとつかむような番組作りをお願いしたいと。実は文化放送も夕方は「ニュースパレード」しか聞いてないし。


今日は笑わせない9時間目でした>ファンキーフライデー

2023年10月20日 | ラジオ番組の話題

 ファンフラの愛称で知られる「ファンキーフライデー」は、埼玉のFM NACK5の人気番組で小林克也さんが生放送で9時間しゃべりっぱなしという凄い番組です。およそ知る限り、金曜に運転する仕事をしてる埼玉県民はみんなこの番組を聞いていると言われています。(当サイト調べ)

 私ももちろん例外ではないですが、特に9時間目と言われる17時台のコーナーが好きです。この時間は毎回テーマを決めてメールを募集する1時間なわけですが、この番組は私が知る限りリスナーの投稿レベルは極めて高いです。時々克也さんが笑いすぎてメールを読めなくなり「…勘弁してくれよ」という場面にも遭遇するくらい。もちろん、レベルが高いというのは投稿数が多いので、必然的に採用されるメールは面白いということなのでしょう。

 それが、今週の9時間目のテーマは「ウクライナ、イスラエル etc. あなたの読みは?あなたの予感は?」というもの。政治的や国際情勢に関するテーマは初めてではないでしょうか。

 これについてはコーナーの冒頭で克也さんが言ってました。いわく「普段はこういうことをやらないんだけど、ちょっとみんなの意見を聞きたくなって。」だそうです。そして、米国のラジオ番組事情を紹介してましたが、アメリカは広大な国なので新聞が届かないような地域の人の情報源は主にラジオ。そして、そこに出てくるラジオパーソナリティーは自分の意見を存分に語って支持を得るのだとか。

 もちろんリスナーの人気によって評価されるので、極端な右とかその逆の極左とかがウケるのだそうです。ラジオ局はどうかというと、局として中立を表明するとかいうことはなくパーソナリティーに好きに喋らせるのだそうですね。この辺のニュアンスは説明が難しいので今日の17時台冒頭を聞いて貰えばよいかと思います。

 そんな感じでしたが、最終的にメールを読み終えた克也さんは「結構みんなちゃんと考えてるのがわかって安心した。」というような事を言ってました。テーマがテーマなので結論とか決定版という意見はないものの、陰謀論にはまってる意見よりは「どうなるかわからないけど平和を祈りたい。」という声が多かった気がします。克也さんも「初詣なんかで家族や友人の健康や幸福を祈る時に世界が平和であることも祈るのが大事なんじゃないか」ということを言ってました。そういう意見に同調してたし、世界中の人がそう思えば戦争なんて起こらないのかもしれません。そこはまあタイムフリーの使える人は番組を聞いていただくのよいかと思います。

 いろんな意見はありましたが、この番組はラジオネームではなく実名投稿が基本ですので、こういう日にもしっかりメールを送れる人が多いというのがこの番組の強みなのでしょう。もちろん納得する意見ばかりではありませんでしたが、リスナーの生の声を聞けて結構スッキリしました。世界情勢の先行きはわかりませんが、ちゃんと考えている人が多いのはわかったのはよかったです。克也さんと番組スタッフにアッパレです。


ある日のFM番組表

2023年10月13日 | ラジオ番組の話題

 

 古雑誌をパラパラとめくっていたら、FMの番組表が出ていました。昔はこういう番組表を見て狙いの曲をカセットに録音してたものです。この当時はまだタイマー持ってなかったので、聞きたい曲があれば7時15分からの「朝のポップス」であろうと自分で起きて録音してたり。

 あらためて見ると「ひるの歌謡曲」はもちろんとして、「朝のポップス」も「軽音楽をあなたに」も「クロスオーバーイレブン」も、全部オンエア曲が決まってたのですね。生放送の「サウンドストリート」はあとで曲目リストを掲載する形だったのでしょう

 とはいえ、「サウンドストリート」は生放送だったとして、「軽音楽をあなたに」なんかも生だと私は思ってました。その辺はどうなんでしょう?

 ちなみにこの番組表は1984年4月4日(水)のもの。水曜日のサウンドストリートは、DJ 甲斐よしひろ。当時私は大学3年になったばかりで、どうせ夜は暇だったからこの日も聞いてたはず。前月の片岡鶴太郎のゲスト回は聞いた記憶ありません。

 なお、当時は一応テレビは持ってましたが、朝起きたらまずラジオをつける生活だったので「起きなきゃ…」と思いつつ「朝のポップス」をボーッと聞いてたのを思い出します。

 その番組のDJがどなただったかは忘れたのですが、ある時の話が面白かったです。昔アマチュアバンドをやってて、特に衣装は決めなかったけど全員たまたまパンクバンドのようなファッションで登場し、演奏したのが「コットンフィールズ」だったから妙に受けたとか。この技は使えるかもしれませんね。なんかいろいろ懐かしいです。


TBSラジオの大型改編にびっくり

2023年09月07日 | ラジオ番組の話題

 TBSラジオの10月の改編が発表されました。おおまかにいうと「ジェーン・スー 生活は踊る」が1時間延長、「こねくと」は開始が1時間遅くなってこちらも1時間延長。14時から17時半までの放送になります。

 そして「荻上チキ・Session」が18時から21時までに変更。こちらも拡大。そして夕方6時からだった「アフター6ジャンクション」が、毎週月~木曜の22時に引っ越し。金曜はなくなります。番組名も「アフター6ジャンクション2」となるそうです。それにともない、月~木の夜10時からの「アシタノカレッジ」は終了。

 あとは「金曜ボイスログ」も1時間拡大で14時まで。「金曜ワイドラジオTOKYO 『えんがわ』」が、14時から17時半までとなりこちらも拡大。

 ざっくりいうと、なくなったのが「アシタノカレッジ」と金曜のアト6で、結局残す番組の時間をそれぞれ延長して番組数を減らしただけの感じ。テレビの生ワイドも数年前からそういう傾向ですね。ああいうのは、インスタントみそ汁のお湯を多くして全体の量を増やす感じしかありません。なんかスッキリしないなあ。

 個人的に一番影響の大きいのが「荻上チキ・Session」の時間変更。営業中の車の中で聞くことが多かったし、夕方6時からというと聞きづらい時間帯になります。もちろんタイムフリーという手もありますが、あれの特集コーナー以外はその日のうちに聞くのがいいのであって。

 それにしても「こねくと」の拡大が不思議。実は今は火曜の15時台と木曜以外はほとんど聞いてないのですが、世間一般では受けてるのでしょうか??? なんにしてもTBSラジオのここ1~2年の改編は疑問だらけですわ。


あのねのねがゲストでした>ごごカフェ

2023年09月04日 | ラジオ番組の話題

 本日のNHKラジオ「ごごカフェ」2時台カフェトークのゲストは、あのねのねのお二人。それぞれが活躍してますが、二人そろってラジオの生番組に出るのは最近では珍しいのではないでしょうか。

 今日は最近の活動を紹介してましたが、原田伸郎さんはなんと講演を頼まれたりしてるそうです。医療系の学校で、患者さんとのコミュニケーションの取り方についてのお話をするようですが、ただのお笑い芸人ではないんですね。

 その他には、二人が出会ったキッカケ、笑福亭鶴瓶との関係、デビューの経緯など。大まかには知っている話ではありましたが、住み込みでバイトしてた旅館を首になった経緯は初めて聞いたかもしれません。そしてそれがビアガーデンでのあのねのねのデビューに繋がった事も。

 さらに、今日は後半でスタジオ生ライブもあり。ネコニャンニャンニャンを弾き語りで聞くのはすごく珍しいです。それ以外にも「赤とんぼの唄」「魚屋のオッサンの唄」などの大ヒットパレード(?)。最後には新曲も披露してました。こちらはオチのない曲。

 私がフォークギター始めたのはあのねのねに憧れたことが大きな理由であって、今日はその憧れのギターが聞けて満足です。ちなみにエレキギターはずうとるびがきっかけだったので、どっちも上達しないのはそのせいかも(失礼…)。

 それにしても、あのねのねの曲はサブスクにも無いし、CDも新品で買えるものはほとんど無し。これはなんとかなりませんでしょうか。私なんぞは曲を聴きたくて最近レコード買ったくらいだし。

 なお、今日は「あのねのね 今だから愛される本」の話もしてて、当時80万部以上売れたとか。原田さんによると「ゴーストライターがいないので全部自分たちで書いた」そうで、「おかげさまでお金持ちになりました。」のだとか。確かにこれは面白いです。

 

 ちなみに原田さんは高校時代に放送部で大活躍し、アナウンスの全国大会で準優勝もしたことあるそうです。今もラジオCMにはよく出てきますし、親しみの持てるいい声ですよね。

 

 そういうトーク&ライブですが、らじるらじるの聴き逃しで聞けます。皆さま是非どうぞ。今日のスタジオで間違えたところも何度も…。


ちょっと調べてからかけりゃいいのに>スピニングトーホールド

2023年08月25日 | ラジオ番組の話題

 昨日のNHKラジオ「ごごカフェ」3時台のこと。テリーファンクの訃報を受けて、ザ・ファンクスの入場テーマ曲「スピニングトーホールド」へのリクエストが来てました。それでアナも「プロレス見てました。懐かしいですね。」とコメントして、クリエイションの曲をオンエア。

 しかし、あのスリリングなツインギターから始まるのが普通だと思うのですが、今回の葉シンバルのリズムとシンセから始まって、その後ベースも入るのですがなかなかギターのフレーズが出てこないの。

 結果的にそういうのが20小節くらい続いてから、ようやくあのギターのフレーズが出てきました。確かにクリエイションの演奏ではあるのでしょうが、あれはどういうバージョンなのでしょう?

 テリーファンクの訃報を受けてのオンエアなので、みんなが期待するのはお馴染みのバージョンだと思うし、その辺チェックしなかったのかスタッフの誰もオリジナルのバージョンを知らなかったのか。とにかく、なかなかギターのフレーズが出てこなくてイライラしたのでした。

 なお、「そらスピニングトーホールドNo.2じゃないの?」と突っ込みたい人が全国に3万人くらいいると思いますが、私はシングルレコード持ってたしあれは知ってます。それとは違います。

 これとケースは違うのですが、同じく「あれ?」と思ったことがあります。あれは民放のFMでしたが、リスナーからの「イパネマの娘」のリクエストが来てて、その人はアストラッド・ジルベルトの歌声が大好きなのですと。それでこの曲のリクエストと。

 が、あろうことかオンエアしたのは「ゲッツ/ジルベルト」に収録されているあのバージョンで、おまけに時間の都合でしょうが1コーラスだけだったので、ジョアン・ジルベルトの歌だけで終わってしまったのでした。リクエストした人は「チクショー!」と言ってるかも。あれは苦情来なかったかなあ。

 それはそうと、テリーファンクについてはザ・ファンクス対ブッチャー・シーク組の死闘を見てエキサイトした中学生時代を思い出します。父はあれを見て「ふん、ショーやな。」と言ったのですが、私は「そう思うなら思えばいいけど、これがショーであるなら世界最高のショーだ。」と思ったのでした。言わなかったけど。

 テリーファンクには会った事がないのですが、テリーボーイ選手にはサイン貰った事あります。自慢になるかなあ。


やはりラジカセを買って貰った73年がルーツか

2023年06月22日 | ラジオ番組の話題

 以前は細かい事まで覚えてたのですが、最近は自分がラジオを聞き始めたのがいつだったか、少々曖昧になってきました。あれが1973年か1974年か。

 ただ、先日たまたま1974年の音楽雑誌を入手したら、その時点のヒット曲はラジオで聞いたものが多数。というのも、テレビで見た記憶がないものが多かったので。

 ラジオを聞き始めたきっかけはというと、夏休みにラジカセを買って貰ったことからですが、当時楽しみだったのが主にニッポン放送の「欽ドン」「怪人二十面相」「愛川欽也のラジオ劇画立川文庫」などなど。

 その当時はラジオというとニュースか株式市況しかやってないと思ってたのですが、兄がそういう楽しい世界を発見(?)しました。当時兄は中学生で私は小学生。夜の9時半位から放送していた欽ドンは、主に兄が録音したものを翌日聞いてました。当時は石川県にいて、昼間はまったく聞こえないニッポン放送が夜7時くらいになるとよく聞こえたのでした。

 それで、その後は自分でも暇があるとラジオを聞くようになり、ちょいと気になる曲を録音したりするようになって、番組は忘れましたがカセットに録音した記憶があるのはピーターの「人間狩り」、キャンディーズ「そよ風のくちづけ」、浅田美代子「しあせの一番星」、猫「各駅停車」などなど。

 調べてみたら「そよ風のくちづけ」は1974年1月の発売で「人間狩り」もまったく同じ日。なので、その時点では既にラジカセを使いこなしてたということですね。

 ということは、ラジカセを買って貰ったのは1973年の夏休みだと確信しますので、その頃の世間の流行りをまた知りたくなりました。今の自分がいかにして形成されたのかというあたりを知りたくて、当時の雑誌を探したりしています。ただ、1973年の月刊明星なんぞは出品が少ない上に結構お高いのでなかなか手が出ず、そこはやはり順当に「guts」ということになります。

 ちなみに、そうやって形成された「今の自分」というのは、一般男性で、日本のフォーク・ロック・ニューミュージックが好きで、ギター弾くのが好きで、もう還暦近いのにアイドルオタクで、採用率の低いメール職人で、今や仕事はどうでもよくて、という人の事です。そういう自分を見つめ直してどうだという事はありますが、まあ何しろ当方一般男性ですので、笑いたければ笑うがいいさ。ワッハッハ。←最近こればっか