今日のひとネタ

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代用食品の出番です

2025年02月06日 | 日記・雑記

 NHKのニュースで見ましたが、カカオの価格が高騰し例年の3倍ということで、代用品としてキャロブというものを使っているお菓子もあるそうです。これはマメ科のイナゴマメであって、果肉自体に甘みがありチョコレートのような菓子も作られているとか。

 代用食品というと、先日読んだ「珈琲の世界史」では代用コーヒーの話がありました。チコリを使ったりするそうですが、ちょっと飲んでみたい気もします。(多分まずいでしょうけど。)

 あとは、代用というかイミテーションの代表はカニカマでしょう。これなどは、すっかり定着して一つの食品ジャンルとして確立された感があり、私も本物のカニはもう何年も食べたことないですがカニカマはちょくちょく食べます。

 清水ミチコは自身が物真似タレントであることから、「カニカマの夕べ」というコンサートをやってました。「ユーミソ」(「ソ」は「そ」)として松任谷由実の物真似キャラも登場しましたが、インタビュー映像もあって「カニミソ」の話題が出た時に「カニミソは美味しいですよね。私の名前の『ユーミソ』も元はカニミソから来てますし。」というと「え、ユーミンじゃなくて?」というわけのわからない会話もありました。

 こういうカニミソのように「偽物だけど美味しい」というのはアイディアの勝利だし、麺をコンニャクとか春雨で作ってラーメンを低カロリーにしたり、大豆から肉のようなものを作ったりするのを考えるのは楽しそう。

 そういうのはいいのですが、価格が高騰しているという理由で代用食品が求められるのは楽しくないです。キャベツが高くてとんかつ屋が困ってるとか、白菜が高くて鍋物ができないとかいうのは代用が利きませんし。あるいは、ここは埼玉ですのでそこら辺の草で鍋をやるのがいいのかもしれません。

 こうなると、昔ラジオの欽ドンで聞いた母と子の会話を思い出します。

「母ちゃん、牛乳美味しかったよ!」
「そうかい。やっと米のとぎ汁に慣れたんだね。」

というの。

 こういうのが笑い話にならない状況なのかもしれませんね。葉物の野菜も高けりゃ卵も高いし、庶民が口にできるのはもやしだけですか。ケッ!


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