今日のひとネタ

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カーミラから始めてあれこれと

2011年01月27日 | ラジオ番組の話題

 吸血鬼カーミラという名前を聞いたのは多分「ミステリーゾーン」というラジオ番組。昭和51年くらいでしょうか。北陸放送で夜9時にやってたと記憶してますが、元はどっかのキー局が作ってたのではないかと。

 そのときは何回かに分けてドラマになってたのですがタイトルしか覚えてません。おそらく「ふ~ん、吸血鬼ってドラキュラだけじゃないんだ」ということで印象に残ったのでしょう。そのちょっとあとに、たまたま立ち読みした雑誌でこれが漫画になっててその絵が結構不気味でますます印象に残ることに。

 その後高校に入学すると行動範囲が広がってまともな書店に行く機会ができましたから、そこで創元推理文庫の「吸血鬼カーミラ」を見つけて「お、結構有名人(?)なんだ」とか思ったり。そもそもうちの町にはまともな書店がなくて、バスターミナルとか文房具屋に雑誌が置いてあるだけという状況でしたから、中学生時代は目にする機会がなかったのではないかと。当時はコンビニもありませんし。(って、コンビニには創元推理文庫置かないでしょうが)

 あれから30年以上経ってますが、今でも本屋を見るとついつい入ってみたくなって何時間でも立ち読みできるというのは、子供の頃に立ち寄る機会がなかっただけに「本屋=非日常の素晴らしい場所」というイメージがあるのかもしれません。最近は腰が痛くなるので実際には長時間はきついのですが。

 ところでラジオ番組の恐怖ものというと、私はこの「ミステリーゾーン」と「ゼロの世界」くらいしか知りません。「ゼロの世界」はたしかニッポン放送で熊倉一雄さんがナレーションでした。当時ラジオというと部屋で一人で聞いてるという人も多かったでしょうから、こういう番組をやるのはかなり勇気が必要だったのではと考えてしまいます。私がリスナーだったとしても、部屋で一人で聞いてたり暗い夜道を運転中にコアイ番組が始まったら違う局にしますので。

 と、あれこれ思い出してネットで検索していたら、あろうことかYouTubeに「ミステリーゾーン」がアップされてました。怖いじゃねぇかこの野郎、なんてことすんだ。