今日のひとネタ

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若大将VS桃太郎侍

2011年01月15日 | ドラマレビュー

 大河ドラマ「翔ぶが如く」を見始めました。そういえば今年の大河だったね、という人はボケ過ぎです。放送は1990年だそうで私は1回も見ておりません。当時日曜の8時というと「元気が出るテレビ」しか見てなかったかと。

 昨年原作を読んで関心を持ったのですが、ドラマの方は2部構成になっております。ご存じの通り原作は維新政府成立後の征韓論から西南戦争までを描いており「あんな話がドラマになるんかいな?」と思ったのですが、1部では若き日の西郷大久保の話なので「なるほどねぇ」と納得しました。従って、ドラマとしては「原作とタイトルは同じだけど独立した作品」ということになりましょうか。

 大河ドラマでは誰がどの役をやるかというのが話題になりますが、今回西郷隆盛は西田敏行で大久保利通は鹿賀丈史。面白いのは島津斉彬が加山雄三、島津久光が高橋英樹なので、若大将と桃太郎侍の対決が見られます(?)。

 この時代の作品だと最近では「篤姫」の印象が強いでしょうが、あちらでは逆に島津斉彬が高橋英樹だったので、おそらくこれらをかかさずに見ていたであろう鹿児島県民は「ややこしい!」と怒ってるのではないかと。その篤姫はというと、本作ではなんと意表をついて富司純子。美人は美人ですが、これから将軍家に嫁ぐとするとちょっと…。「篤姫」では宮崎あおいでしたし。あの「篤姫」では幾島役の松坂慶子が印象的でしたが、こちらのドラマでは樹木希林なのでいかにも一癖ありそうな印象で怪演です。

 また西郷どんの妹役でのりぴーが出てたりしたので、今後テレビで再放送があるときにはモザイクがかかるかもしれません。かえって見たくなるかもしれませんが…。あとは、お由羅が草笛光子で、これは「おお~、はまり役」と拍手したくなりました。

 で、注目は斉彬の側室。なんとスーちゃんでした。キャンディーズファンの私としてはたまりません。元々が色白だし時代劇でもきれいですよね。スーちゃんと若大将とカバ大将が出てるというと「見ゴロ食べゴロ笑いゴロ」の世界ですが、蘭ちゃんは出てないので「お殿様、あたし…の~したらいいの~」とかいうネタはありません。

 この作品全48話はNHKオンデマンドで見られます。私は4話まで見ましたが、ぼちぼち止まらなくなって来ました。ど~ですか、お客さん。(って、最近はほとんどNHKの回し者ですな)