BSで「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」という映画を見ました。メンバーのインタビューとライブ映像、関係者多数のインタビューから構成されているものですが結構面白かったです。私にとっては「長い髪の少女」がヒットしたグループサウンズという認識しかなかったのですが、当時の人たちにとっては凄く特別な存在だったのがよくわかりました。そういえば、十数年前に出入りしていた郡山のライブハウスのオーナーも「デイブ平尾が~」とよく話題にしてたのを思い出したり。
そのライブハウスのオーナーも故人となりましたが、今回インタビューに出てきたデイブ平尾氏も柳ジョージ氏もアイ高野氏も亡くなってますね。
映像作品としては結構面白かったですが、感想としては「横浜というか本牧辺りは怖いところだったんだにゃ~」という感じ。演奏の方は、今のエディ潘氏ならかっこいいとも思いますが、やはり世代が違ってなおかつテレビ画面を通して見たら当時のカップスが同世代の人に与えた影響はわからんなぁと。
まぁ、そうはいっても当時リアルタイムで見てたら、自分はスパイダース派になってたのではないかと思います。1963年生まれの私はギリギリ「グループサウンズをテレビで見たことがある」世代ですので、思い入れはないんですのよ。それぞれのバンドの取り上げられ方というか売り出し方に本人達も違和感持ってたんでしょうけどね。