今の時期になると思い出すのは指先の痛み。なにがどうかというと、小5の冬休みに兄がいとこからギターを借りて来て、それが凄く面白そうだったので触ってみたら指が痛かったと。
誰も教えてくれる人はいなかったし、「とにかくコードが書いてある本があれば弾いてみましょう」と思ってチャレンジしたのが、ガロの「学生街の喫茶店」。本は明星の歌本で、最初のカラーグラビア兼楽譜というところに出てたのですね。
最初のコードはDmで「変な音やなぁ…」と思いながら押さえてたのですが、特に人差し指が痛いのなんの。次のコードはというとGmだったのですが、始めて数日の小学生が弾けるわけはありません。その曲は即挫折しました。1小節で終わったわけです。
「あんときゃ痛かったなぁ」と思い出すわけですが、あれは昭和49年の話なので42年前ですか。今は「学生街の喫茶店」は弾き語りのレパートリーですので、「ギター始めたけどなかなか弾けない」という人も40年ほど続けていただくとなんとかなります。
まぁ今も暇があれば毎日ギター弾きたいと思うし、弾いてりゃ楽しいし、出会いのきっかけを作ってくれた兄といとこには感謝ですね。