今日のひとネタ

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ドラえもんの映画でチリの軍事クーデターを考える話

2018年03月11日 | 日記・雑記・ただの戯言

 WOWOWでドラえもんの映画をあれこれやってます。そういえばチリの軍事クーデターをテーマにしたものがあったと思いだし、自分の過去ブログで調べたら「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」というのがそれでした。

 チリの軍事クーデターは1973年のことですが、選挙で発足したチリの社会主義政権に対して軍部がクーデターを起こし独裁的な軍事政権が誕生、労働組合員や学生、芸術家など左翼と見られた人物の多くが監禁、拷問、殺害されました。

 この軍事クーデターを支援してたのがCIAだそうですが、なんと言っても印象的なのはシンガーソングライターのビクトル・ハラのこと。歌を通じて社会変革を目指した人でしたが、このクーデターで軍に逮捕され、同じく連行された人々を励まそうと革命歌を歌ったところ兵士に虐殺されたとのことです。

 ビクトル・ハラの生涯はこちらのサイトが詳しいので関心のある方はご覧下さい。私はこういうのを見るたびにアメリカが嫌いになります。キューバで革命が起こったことについてもそうですが。

 その「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」は来週日曜に放送されますので予約しました。考えてみればドラえもんの映画を見るのは初めてですわ。世の中まだまだ知らないことが多いですね。