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「いちご白書をもう一度」の次のシングルというと

2018年03月29日 | ギターと楽器のこと

 昨日の話の続き。バンバンの「いちご白書をもう一度」のギターは芳野藤丸さんが弾いています。あのギターソロは、当時流行ったニューミュージックの中でもベストといえるような名演だと思います。藤丸さんの自伝によると、あのギターは書き譜じゃなかったそうなので、藤丸さんが考えたソロなんですね。ちなみにアレンジは瀬尾一三さんですが、この人はギターのフレーズまで譜面に書くことはほぼしないそうです。

 そして、その「いちご白書をもう一度」の次のシングルは水谷公生さんが弾いてるのだそうです。水谷さんは「いちご白書をもう一度」の藤丸さんのギターを絶賛し、あれを弾いたことに嫉妬までしていたそうで、次のシングルを任された際に瀬尾さんに「なんで藤丸呼ばなかったの?」と聞いたのだとか。どうもスケジュールが合わなかったようですね。

 さて、バンバンの「いちご白書をもう一度」の次のシングルと言われてすぐ思いつく人はどれくらいいるでしょうか。私は当時チンペイさんのセイヤング聞いててバンバンの曲もよく知ってましたからすぐわかります。正解は「霧雨の朝突然に…」です。歌える人はさらに少ないのではないかと思いますが、その辺バンバンが「一発屋」と言われる所以でしょう。こちらもユーミンの作詞作曲なのですが。

 ちなみにバンバンのリードギターの今井ひろしさんは結構凄いギターを弾く人で、テレビの「ニューミュージックスペシャル」という番組で見た時は、この「霧雨の朝突然に…」「永すぎた春」「いちご白書をもう一度」の3曲をどれもギンギンに弾いてました。当時のバックバンドはリンドンなので田中一郎さんとのツインギターだったんですが、あの映像見てみたいなぁ…。