サンフレッチェ広島の小野監督が成績不振の責任を取って辞任したのに伴い、GKコーチの望月一頼氏がW杯中断前までの期間限定監督として就任した。W杯の間に後任の監督を探すのだろう。ちょうど欧州各国のリーグもW杯前にシーズンを終えるので、体が空く監督も出てくるだろう。
これで、今季J1・J2の両方で清水出身の監督が4人になった。甲府・大木武監督、愛媛・望月一仁監督、上記の広島・望月一頼監督、そして我が清水エスパルス監督である長谷川健太監督である。さすがサッカーどころ清水である。昨年まで新潟の監督だった反町康治氏も清水出身だし、監督ではないが仙台のヘッドコーチの望月達也氏も清水出身だ。
ちょうどこの人たちの世代が、堀田先生からはじまって綾部先生らが広げていった「サッカースポーツ少年団」でとにかく清水が強かった時代の人たち。ただし、その頃は全国でも小学生のサッカーは少なかったから、市をあげて普及させた清水は強くて当たり前だったのだ。そしてこの人たちの世代が指導者として全国あちこちにいる。女子サッカーLリーグ(今度から“なでしこリーグ”って言うの?)の岡山湯郷Belleの女性監督、本田美登里氏も清水出身でこの世代。解説の風間八宏さんもそう。どうでもいいが私もこの世代だし、さくらももこさんもこの世代。
あと3年ぐらいするとJリーグチームの半分が清水出身になるんじゃないの?・・・って、んなこたーない。
ところでお察しのとおり、「望月」姓がここだけでも3人出てきたけれど、清水で一番多いのは望月姓である。とても多いんだよね。