もう朝からマスコミは大騒ぎだったのでみなさんご存知でしょう。秋篠宮妃紀子さまが6日、皇位継承資格を持つ男子を出産されました。
別に私などの平民と、だいたひかるにとってはほとんど、“どーでもいいですよ・・”という事態なのだがマスコミがあまりに大騒ぎするので、現時点では直系でないから皇居でお祝いの記帳なんかしないのに、「いてもたってもいられなかった」と遠くから皇居二重橋前広場に駆けつけちゃって、「どうして受付ないんですか?」と門番に迫るバカモのがいたりして、とてもおかしいのですが、秋篠宮様に男児が産まれたことは今の天皇家にとって本当に幸せなのか?・・という点では私は懐疑的です。
本人たちのコメントは聞くことができないのでどっちに転ぶのかも想像するしかないのですが、男児がいないことも(本当はこの問題だけじゃないんだろうけど)プレッシャーになり、いわば「心の病」 に陥ってしまった皇太子妃雅子さま。また例によってマスコミが特集したりして追い込むものだから立ち直りようがないみたいにみえる。
そこへきて、ダンナの弟が男児を産んでしまった・・・
これは果たして・・“これで皇位継承問題で、女性・女系天皇を容認するかどうかの議論が先送りされてホッと している”・・のか?・・、
・・それとも、“このままじゃいけない。皇太子妃として直系の男児をさらに産まなきゃいけない!”・・となって、プレッシャーがより大きく感じでしまう”・・のか?。
この辺の雅子さま自身のお気持ちがどうなのか?いずれにせよ大変なんだろうなぁ・・と、思いをめぐらすところです。でも、生活すること自体は「やんごとなき」方々・・なので、贅沢って言えば贅沢な悩みなのかもしれません。ただマスコミは騒ぎすぎ。もうちょっと穏かにお祝いすることはできないのかね?
それと、今回の出産をうけて、皇位継承問題について自民党総裁候補などがインタビューを受けているのを見ると、みな一様に先送り的発言をしている。現在の皇室典範のままでは、皇族は減り続けることが明らかで、将来にわたる安定的な皇位継承のため、旧皇族の皇籍復帰や女系天皇容認など何らかの措置をとる必要があるのにもかかわらず、しかもそのための議論も世間の関心も上がってきたところなのに、それに関して正面から向き合おうとしない政治家の姿はいかにも頼りない。
外交でも軍事もないこんな平和な・・「問題に向き合おうとしない政治家」に、日本を任せられるか?批判を恐れず自分の意見も言えないのか?それで政治家か?情けないね。
“日本を任せられないなら、任せされるのは・・・欧米か?”なんていうタカアンドトシ的なオチは許されないですわなぁ・・