実はこの白鳥山山頂展望台は、日本一の高さを誇る富士山はもちろんのこと、日本で2番目の高さの北岳、日本で4番目の高さの間ノ岳(間ノ岳は“静岡市”だ!)も見通せる、おそらく数少ない場所だと思います。
突出した富士山は、まぁわりとどこからでも見えます。間ノ岳も山脈に連なるところにあり、静岡・山梨・長野3県の境界でもある山なので遠くからでも見える場所があります。ところが、南アルプスの主峰である北岳は山脈からちょっと東へズレたところにあるのと、その周りを間ノ岳をはじめ、農鳥・西農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、アサヨ峰、甲斐駒ケ岳などの2500~3000m級の山々に囲まれ、同クラスの高い山の山頂などから見れば見えるものの、近くの甲府盆地でも手前の山の陰になりその姿はなかなか見えないものです。まして、富士山と同時に見通せる場所で人里に近く、それほど高い場所でないところはひょっとすると他にほとんどないのかもしれません。(甲府盆地からどのように見えるかは確認してません。調べてみますが、詳しい方は教えてください。それと、白鳥山の標高は567m)
白鳥山のすぐ東に富士川が流れていますが、白鳥山山頂から北を見ると富士川の谷とその先に富士川支流の早川が北へと延びる谷がちょうどまっすぐ見通せるんです。全くの偶然なんですがちょうどいい場所にあるんですね。
戦国武将の名将、武田信玄はこの見通しのいい地に気がつき、ここに狼煙(のろし)台を設け、その煙は甲府からも見えたとのことです。さすが名将!
もうちょっと涼しくなれば空気も澄み、もっと見通しが良くなるでしょう。白鳥山もまだセミが鳴いていたのと、そろそろハチの巣分かれの季節になりスズメバチなどは凶暴になる季節、さらにその他の虫もまだ多かったので、11月ぐらいに、ズームが効くカメラでも持っていこうかと思います。まぁ、富士山だけでも存分に景観を楽しめるところなのでオススメですよ。意外と知られてないんですよねぇ・・。
みなさんも、日本一・ニ・四番の高さの山を同時に見てみませんか?
ちなみに・・高さの順位、1番~4番とその高さは・・、
1位 富士山 ご存知3776m
2位 北岳 3192m
3位 奥穂高岳 3190m
4位 間ノ岳 3189m
・・となっています。やっぱり富士山ってスゴイのね。
=おっとっとの追記=
山頂にあった、写真の景観案内盤を全部ちゃんと見てこなかったが山の高さを調べるうちにもしかしたら・・
6位 悪沢岳 3141m
7位 赤石岳 3120m
13位荒川岳 3083m
15位農鳥岳(西農鳥岳)3051m
16位塩見岳 3047m
・・も、ここ白鳥山から見えるかもしれません。農鳥は見えることは今日確認しましたが、それは西ではなく3025mの農鳥岳かな?どうせならそこへ登ったほうが・・と、おっしゃるかもしれませんが、景観としては“レアもの”なのかもしれません。また確認に行こうと思います。ついでに言うと、4位間ノ岳と後から挙げた5つの山は県境とはいえみな静岡市の山です。静岡市内のウチは海抜4mしかありませんが同じ市内に3000mをゆうに超える場所があるってのはなんだか不思議な感じですね。
午後もヒマだったので、静岡県と山梨県との境界に近いところの白鳥山山頂へ行ってきました。ここも富士山の展望がいい場所です。穴場。
ただ、駐車場から山頂まで、方向があべこべの地図と遊歩道の案内板がしっかりしていないのでムダに山を降り、また登るハメに。もう汗ぐっしょりになっちゃいました。騙されちゃったなぁ・・
ただ、駐車場から山頂まで、方向があべこべの地図と遊歩道の案内板がしっかりしていないのでムダに山を降り、また登るハメに。もう汗ぐっしょりになっちゃいました。騙されちゃったなぁ・・
運動不足解消と練習を兼ねて午前中日本平ホテルの庭へ。
今日も昼までは私を含め訪れたのは全部で10人。いつも静かでいい場所です。
蒸し暑いとはいえ空はもう秋の空。夏の空のように霞むことはありません。風も強かったからかな?
今日も昼までは私を含め訪れたのは全部で10人。いつも静かでいい場所です。
蒸し暑いとはいえ空はもう秋の空。夏の空のように霞むことはありません。風も強かったからかな?