向こうから高齢男性が歩いてくる。
すれ違おうと、左側にぴったり寄って避けた。
すると自分の右側にスペースがたくさん空いているにも関わらず、
「右側通行!」とほざいて、顎で指すようにして
自分を右に行かせやがった!
ふと、汚くて嫌な単語が頭に浮かんだ。
「老害」……。
日本では、歩行者は右側通行・左側通行どちらかという
法的拘束力はない。その場所も、特に指定はなかった。
だが、その「老害」と関わる時間を
0.1秒でも減らしたかったので、素直に右に避けた。
さて。「老害」という嫌な言葉を使ってしまったが、
現実には「老害」でもまだ甘いと感じるような
クソ老人がけっこういるものである。
では、「老害」と「お年寄り」の違いはなんだろうか?
私はこのように考えてみた。
●お年寄り
・「多様性」を理解し、価値観を押し付けない。
・自分が間違っている可能性についても考え、謙虚。
・自分の趣味(ときにプロレベル)を持ち、生活を充実させている。
●老害
・価値観の押し付けが酷い。
(「昔は〇〇だった」「そんなの甘えだ」「特別扱いは許さん!」)
・自分だけが絶対に正しいと思っている。
・自分がなく、他人を監視、干渉、束縛するのが趣味。
私もいつかは老人になろう。
「老害」でなく、「お年寄り」を目指したい。
PS ※差別にはもちろん反対。高齢者全般を「老害」と呼んだり、
ある国の人全般に蔑称を使うことは許されないと思う。
でも、目の前のクソ老人に「老害」と言ったり、
酷いことをした●●人加害者に向かって蔑称を使うのは
許されるのではないかと思っている。
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