生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

ひきつづき、雷と雹

2017-05-15 | 天気・気象

気象予報士会の長期予報利活用研究会の例会に初参加してきましたわーい(嬉しい顔)

今回は雹と雷がテーマで
私も「東京・神奈川・千葉の降雹事例」について
お話させていただきました。

●雹の事&、雹って何?については以下↓
http://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/459f70a39aed55f53a898642376b003c


雹はきわめてレアな現象なので、
狙ってもそうそう出会えるものではない。

いつか、激しい降雹シーンを動画に撮りたいと狙っているのだが、
目が黒いうちに実現するか、というレベルである。

●ようつべに上がってますが、たとえばこんな動画……↓
https://www.youtube.com/watch?v=wZr8jXo1Uso

カーナビと雨雲レーダーを組み合わせたシステムを作ったらどうだろうか?
赤い部分に向かって車を走らせれば、
激しい雷雨、ひいては降雹に出会える可能性もある目がハート


ということで以下、発表内容を簡単にメモ。。。
まだまだ追加研究が必要です。




雹害は、5月下旬と7月下旬に2つのピークがあり、
6月~7月は一時的に減ります。



雹害は、赤矢印(エルニーニョ)の年には少なくなり、
青矢印(ラニーニャ)の年に多くなります。




案の定、北関東や甲信地方で多くなってます。
東京・神奈川では極めてまれで、数十年に一回レベルでしょうか。




雹雲の通り道を、なんとか解析してみました。
まだまだ追加研究が必要。



小元敬男氏の真似をして、
横軸:SSI、縦軸500hPaの気温でグラフにしてみました。


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