女性の自殺が急増しているという。
原因の1つとして、「人の話を聞かない風潮」が
あるのではないかと思う。
複数の書籍で「女性は話を聞いてもらうことで幸福感を覚える」
と読んだし。
「話を聞かない」といっても、無視するわけではない。
たとえば、Aさんが「仕事が辛い……」
と相談してきたときに、最悪の返答してしまうことなども含む。
その最悪の返答とは
「みんな辛いんだよ」と「もっと辛い人もいるんだよ」
である。
この返答には、Aさんの気持ちは完全なまでに切り捨てられている。
いつのまにか、主体が「みんな」や「もっと辛い人」に
入れ替わっており、
「あんたなんか知るか」とAさんを無視するという、
酷薄なメッセージを伝えるだけになってしまっていることに気づく。
そもそもだけれど、
「みんなが辛い社会」って存在価値なんかあるのかね?
そんな社会、潔く吹っ飛ばして
ゼロから作り直したほうがマシじゃない?
もう1つは、「生きていくことの難易度が恐ろしく高い」こと。
「生きているだけでいいんだよ」という気休めがあるが、
これは詐欺もいいところ。
フツーのことを無難にこなすのは当たり前、
ときにはエスパー並みの読心術や
超人並みのド根性が要求される。
それをこなさないと「生きていけない」のだ……。
言葉の綾などではなく、
本当に「(犯罪や倫理に反することをしない限り)
「生きているだけでいいんだよ」と言ってあげられる社会にするべきだ。
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